【男性声優】さ い だ ー が ー る ! ! ４【愛され】

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増｢いやぁ疲れましたねー。｣

島｢最初から俊樹くんが飛ばすからでしょ。笑｣

山｢ホントだよー！これ夜もあるんだよ？｣

岡｢あはは、まぁちょっと休憩あるし良かったかも。｣

木｢のぶー、携帯なんかきてるー。｣



ホール会場。

某乙女ゲームの二周年記念イベントに参加していた、増田俊樹・島崎信長・山下大輝・岡本信彦・木村良平の五人は、

中間休憩として楽屋でくつろいでいた。


随分午前の部からかっ飛ばしたらしく、若い4人もくたくただ。

仲良く差し入れのお弁当をもぐもぐと頬張る山下と島崎、
今回のイベントの進行役でもある増田と木村の雑談…。


各々好きに休憩時間を過ごす中、岡本は先程きたLINEを開けようとしていた。



岡｢…あれっ、めずらしい壮馬君からだ。｣

木｢壮馬？あいつ今日オフって言ってたような…。｣

島｢えー！何送られてきたんですか？｣

岡｢どれどー、…れ……っ…。｣

増｢……どうしたんですか信彦さん。｣

山｢おーい、信彦さーん？！｣

岡｢っへ、あ、あぁ？！あーっと、りょ、良平さんはあんまり見ない方がいーかなぁ、なんて…あは、あはは…。｣

島｢信彦さんそれもう見てって言ってるようなもっ…｣

木｢どーれどれ。｣



ひょいっと岡本の手のスマホを取って、その岡本が見せたくなかった写真を見る。


岡本は優しい。

だから知っていた。

木村がAを過保護なくらい愛していることくらい。

自分もAの事は気になっていることは気になっているが、比にならないくらい思いやっていることを。


だから知っていた。

この写真を見ることによって、斉藤に生命の危機が迫るということを。









木｢…ふーん、へぇ…。壮馬やるじゃん。｣


島｢あちゃー…。｣


増｢いーなー壮馬くん。｣




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