生まれつき身体の弱い私 (ページ7)

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私は、ソワソワしながらもお兄ちゃん達が迎えに来てくれるまでの病院生活を頑張った。

そしてついにその日がやって来た。

お兄ちゃん達が午前中に来てくれるらしい
だからそれまで病室で待機しててって先生に言われた。

ちなみにお母さんは結構前に来てるみたい。

先生と家にいる間にどうすれば良いのか､とか食事はどうすれば良いのかなど色々聞いてるんだって

そんな事を考えながらふと､時計を見た｡

もう少しでお兄ちゃん達が迎えに来てくれる時間に近付いていた｡

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

あっ！お兄ちゃん達が来たんだと思って開いた扉の方を見た

そしたらお兄ちゃん達が皆で来てくれた｡

私は嬉しくて一番前にいた人に抱きついた｡

壱「ｳｵｯどした？
　あっ！もしかして嬉しかったとか?そうだろ？○○可愛い」

と壱馬くんが意地悪な顔をして私にそう言った。

『壱馬くんの意地悪』
そう言うと壱馬くんは

壱「ごめんごめん
　でも嬉しかったんでしょ?だから俺に抱き付いてるんだろほらにいちゃん達も待ってるよ。
　自分の口で言ったら?今お前がどう思ってるか｡素直に言ってみ。な？」

そう言われた。

『………迎えに来てくれてありがとｯお兄ちゃん達が来てくれて嬉しかった｡(小声)』

壱「○○多分だけどみんなにはその声じゃ聞こえねぇよ?」

とまた壱馬くんに言われた。

?「○○もう一回言って?聞こえない」

『臣くんも意地悪』

絶対に聴こえてたくせにみんなで意地悪してくる。

だから私は壱馬くんから離れて夏恋お姉ちゃんと柚お姉ちゃんの所に向かった。