生まれつき身体の弱い私 (ページ11)

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臣.side

親父が帰って来て皆で晩飯食べてたら○○がﾎﾞｰとしてた

それに気が付いた北人が○○に何かあったか聞いたら何もないって言うんだけど絶対に何かある。

どうせ言ったら俺らが心配するとかくだらねぇこと考えてんだろうな

何も言わねぇ方が心配するっつうの

ご飯食い終わって皆が自由にしてる時に○○に聞いてみることにした。

臣「○○ちょっといい?」

『うん｡いいよ
どうしたの？』

首かしげながら俺の方にきた

臣「○○ご飯中なに考えてた？
怒んねぇから本当のこと言ってみ」

『○○も皆みたいに身体……弱くなかったら臣くん達ともたくさん遊んだりいっぱいおしゃべり出来たのに』

『それに○○が身体弱いから臣くん達に迷惑かけてるから
元気だったら困らせることも無いのに
………』

そんなことねぇのに

「○○そんなことねぇよ
俺ら○○が身体弱いから迷惑とか困るとかねぇから
こうやってお前が此処に帰ってきてくれるだけでも俺らは嬉しいんだよ。な?」

そう言うとみんなが“うん。ないよむしろもっとわがままになれ”

なんて言ってる

「ほらみんなこう言ってるよ?
大丈夫お前に何かあったら俺らが守ってあげる
だからもっとわがままになってもいいよ」