VSヒーロー､全面戦争編5 ページ48
そんな話をしていたら､地下の床下からマキアが現れた。そして､私達のいる方に手が伸びてきて…「おわぁああ！？まって､何！？やめて！」と言いながらも逃げ遅れたコンプレスだけ持ってかれた｡
荼毘について逃げてた私は荼毘の後ろについていく｡
「死柄木が起きたみたいだな､マキアは鼻が効くんだっけか｡俺等も一緒につれていくつもりか？待ってくれ､一人使いてぇ奴がいる｡」
そういえばそろそろ当初予定してた計画を始めるって言ってたな､と荼毘の言葉を思い出す｡
しかし､目の前で他の奴にあんな台詞を言うなんて思いもしなかった｡
荼毘はパソコンを触っているスケプティックに近付いた｡
「一目見たときからいいなと思ってました…」
薄く笑みを浮かべながらスケプティックにそう言った荼毘｡浮気？男相手でも許さないけど？
「荼毘､私の目の前でなんてこと…！」
ワナワナしながら目を見開いて荼毘を見る｡
状況がわかっていないスケプティックは「何の話だ？」と当の本人はわけがわからなさそうにしている｡私のただならぬ形相にマキアの上に乗っていた連合メンバーはまた病気が出たよ｡と言うように呆れた顔をしている｡
「サンヴェーレはこいつほど電子機器得意じゃないだろ｡いいぜ､マキアつれてけ｡」
私をからかうのが楽しいかのように笑いながら荼毘がそう言えば､マキアの腕がスケプティックに向かって伸ばされ､「待て待て！」と制止するスケプティックは成すすべなくマキアに掴まれ皆のいる背に乗せられた｡
からかわれたのが不服でむくれながら､私もマキアに乗る｡冗談でもああゆうのはやっちゃいけない｡荼毘は私がどれだけ好きなのかわかってる癖に！
「何がどうなってんだ？」
私の病気に呆れながらも状況を飲めてないスピナーに荼毘が説明する｡
「ボスが起きたんだろ､それ以外にこいつが動く通りがねぇ｡…サンヴェーレ､悪かったって｡」
むくれている私に「そんなに嫌がると思わなかったんだよ」と謝罪して頭を撫でてた｡撫でてくれたからとりあえず許そう､荼毘に優しくされたら許すなんてチョロいなんて言ってはいけない｡その間､スケプティックが下ろせと言っていたが､それを聞く荼毘ではなかった｡潔く諦めてください｡
ヒーローがマキアを追っているみたいだが､私達が上にいるのに気づいてないようだ｡
追ってきていたヒーロー２人を荼毘の炎とコンプレスが圧縮で持っていたコンクリ破片で追い払う｡
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リナ(プロフ) - 素で間違えてました！コメントありがとうございます､修正しておきます｡ (11月29日 23時) (
レス) id: 9b1dc25640 (このIDを非表示/違反報告)
ねかあ(プロフ) - エンデバー（？）エンデヴァー（ｲｴｽ） (11月29日 23時) (レス) @page2 id: 39dbcee998 (このIDを非表示/違反報告)
リナ(プロフ) - コメント､応援ありがとうございます､メリバ大好きなので身内のみ救われます｡ヒーロー嫌いではないのですが推しがいるわけではないので躊躇なくやらせていただきます｡連合に幸あれ… (11月23日 23時) (レス) id: 9b1dc25640 (このIDを非表示/違反報告)
鼓草(プロフ) - ヒーロー側に一切の救いが無いんですかね？最高ですね？敵連合WIN ENDですね？最高すぎます…更新の度楽しく読まさせていただいてます！これからも応援しています (11月22日 14時) (レス) id: a5f127d657 (このIDを非表示/違反報告)
よもぎ餅(プロフ) - いえいえ！次も楽しみに待っております！ (11月21日 18時) (レス) id: a37ec9ee81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ri | 作成日時：2023年11月16日 21時
