VS異能解放軍編7 ページ37
街にあまり人気も感じられないが､プロヒーローらしき人間ががこちらの様子を覗っていた｡
「なるほどね､この街全部｡」
死柄木さんがそう呟くように言うと､前方からスーツを着てサングラスをした男と薄紫のロングヘアーをした肌の青い女が現れ､案内役をしていたヒーローが端に寄った｡
「その通り！ここは泥花市､人口の9割が潜伏開放戦士の解放区なのであります｡遠路はるばるようこそお越し下さいました｡本日は記念すべき日｡貴方方は主賓｡さぁ､初めて参ります､異能解放軍の再臨祭！」
そう眼の前の男が言い切ると同時に､民家から人が襲いかかってきた｡解放戦士とやらか｡今まで人気をあまり感じなかったけど隠れてたんだね｡
「これ11万ガチであるぞ！」
攻撃を避けたコンプレスが叫ぶ｡
「んぐ！？」
背後から腕を拘束される｡多分この身のこなしはちゃんと訓練されてる道中にいたプロヒーローだ｡一般人に毛が生えたような程度なんかじゃない｡
「サンヴェーレ！」
荼毘がいち早く私の異常に気付き､目を見開く｡
解放戦士に炎をぶつけながら叫ぶが､眼の前に巨大な氷が振ってきた｡深くフードを被った男が荼毘の前に立ちはだかるように道を塞ぐ｡荼毘の相手はプロヒーローなんかより遥かに強そうだ｡心配してくれるのは凄く嬉しいけど､私の事なんて荼毘は気にしてる場合じゃない｡
「大丈夫､手荒な真似はされない筈だから｡荼毘はそいつを…！」
そこまで言えば拘束されたまま大勢の解放戦士に囲まれて連行され､民家の地下に連れ込まれた｡
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リナ(プロフ) - 素で間違えてました！コメントありがとうございます､修正しておきます｡ (11月29日 23時) (
レス) id: 9b1dc25640 (このIDを非表示/違反報告)
ねかあ(プロフ) - エンデバー（？）エンデヴァー（ｲｴｽ） (11月29日 23時) (レス) @page2 id: 39dbcee998 (このIDを非表示/違反報告)
リナ(プロフ) - コメント､応援ありがとうございます､メリバ大好きなので身内のみ救われます｡ヒーロー嫌いではないのですが推しがいるわけではないので躊躇なくやらせていただきます｡連合に幸あれ… (11月23日 23時) (レス) id: 9b1dc25640 (このIDを非表示/違反報告)
鼓草(プロフ) - ヒーロー側に一切の救いが無いんですかね？最高ですね？敵連合WIN ENDですね？最高すぎます…更新の度楽しく読まさせていただいてます！これからも応援しています (11月22日 14時) (レス) id: a5f127d657 (このIDを非表示/違反報告)
よもぎ餅(プロフ) - いえいえ！次も楽しみに待っております！ (11月21日 18時) (レス) id: a37ec9ee81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ri | 作成日時：2023年11月16日 21時
