VS異能解放軍編6 ページ36
三重と滋賀の県境にいる荼毘を拾って行くらしい｡ということは…
「1ヶ月半ぶりの荼毘補給タイムだー！」
あまりの嬉しさに手放しで喜ぶ私をヒミコちゃん以外はまたいつもの病気が出たよという感じの冷ややかな呆れたような目線を向けてくる｡そんな目線を向けられたって嬉しいものは嬉しいのだ｡私がどれだけ我慢したと！1ヶ月半だよ！？死ぬとこだったわ｡
「サンちゃん荼毘くんに会いたいってしょっちゅう病んでましたもんね｡よかったねぇ！」
私の状態を知っていたヒミコちゃんがニコニコしながら撫でてくれる｡大天使ヒミコちゃんにありがとうと言いながら抱きしめておいた｡たまに愚痴ってたくらいには精神状態に来てたけどちゃんと仕事してましたよ｡電話してたとはいえ荼毘と触れ合えていないし顔が見えないのはホントきつかった｡
とりあえず皆で泥花市に行くことになったので氏子さんに転移を頼んだ｡
ー
泥華市に到着､荼毘もいる｡
思い切りむぎゅむぎゅして補給しといた｡
何も言わなかったけど荼毘も頭をぽんぽんしてくれた｡
「ここにいる開放軍とやらが11万…あと1時間40分で目覚めたマキアが死柄木を追ってこっちに来れば解放軍と衝突｡互いに自滅して俺等の勝ちだ｡けど…そこまで持つか？俺等｡闘えないサンヴェーレは俺が圧縮して持ち運ぶとは言えなかなか厳しいぞ｡」
11万が嘘ならいいんだけどなぁ､とコンプレスが少し仮面を外して心配そうにする｡
「ったく面倒だがサンヴェーレが狙われてるとあっては行かないわけにはいかねぇからな｡」
荼毘は私のことがなければ参加しなかった口ぶりだった｡大事に思ってくれているようで改めて惚れ直してしまう｡なんて素敵な彼氏なんだろう､大好き｡
義爛は世話にはなってるけど､連合の皆ほどは親密な仲というわけでもないし私も戦う側なら参加したかどうか怪しい｡
「…誰か来ます！」
ヒミコちゃんが何か気配を感じたらしく､反対側を向いた｡
全員戦闘態勢に入る｡
「ストーップ！私は案内役を仰せつかった者｡解放軍指導者と話したければ私について来たまえ｡治療異能を持つサンヴェーレもそのままついてくるようにとのことだ｡」
角ばったアゴが特徴的なヒーローらしき人物が現れた｡
「圧縮はさせませんってか…サンヴェーレ､悪いけど…」
コンプレスが申し訳なさそうにする｡
「大丈夫｡私の個性が目的だろうし､多分殺されはしないよ｡」
そして､そのヒーローについていき私達は市街に入った｡
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リナ(プロフ) - 素で間違えてました！コメントありがとうございます､修正しておきます｡ (11月29日 23時) (
レス) id: 9b1dc25640 (このIDを非表示/違反報告)
ねかあ(プロフ) - エンデバー（？）エンデヴァー（ｲｴｽ） (11月29日 23時) (レス) @page2 id: 39dbcee998 (このIDを非表示/違反報告)
リナ(プロフ) - コメント､応援ありがとうございます､メリバ大好きなので身内のみ救われます｡ヒーロー嫌いではないのですが推しがいるわけではないので躊躇なくやらせていただきます｡連合に幸あれ… (11月23日 23時) (レス) id: 9b1dc25640 (このIDを非表示/違反報告)
鼓草(プロフ) - ヒーロー側に一切の救いが無いんですかね？最高ですね？敵連合WIN ENDですね？最高すぎます…更新の度楽しく読まさせていただいてます！これからも応援しています (11月22日 14時) (レス) id: a5f127d657 (このIDを非表示/違反報告)
よもぎ餅(プロフ) - いえいえ！次も楽しみに待っております！ (11月21日 18時) (レス) id: a37ec9ee81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ri | 作成日時：2023年11月16日 21時
