VSヒーロー､上野戦2 ページ19
「荼毘､そいつの拘束外せ｡」
死柄木さんが爆豪の近くにいた荼毘に指示を出す｡荼毘はホントに言ってるのか？と言うように死柄木さんを見て「はぁ？暴れるぞ､こいつ｡」と言った｡そらそうだ､不満しかなさそうな､今にも人殺しそうな目してるもんね…
「いいんだよ｡対等に扱わなきゃなぁ､スカウトだもの｡それに､この状況で暴れて勝てるかどうか…わかないような男じゃないだろう？雄英生｡」
死柄木さんの言い分にまあ納得したんだろうなという様子の荼毘はトゥワイスに外すように言った｡トゥワイスは嫌がりながらも拘束を外しに向かう｡いいやつだな…
トゥワイスが拘束を解いている最中｡コンプレスが爆豪に「強引な手段だったのは謝るよ｡けどな､我々は悪事と呼ばれる行為に勤しむただの暴徒じゃねえってのを解ってくれ｡君を攫ったのはたまたまじゃねぇ｡」と謝罪を入れていた｡
そして､死柄木さんは爆豪と話し合いをする為に近づく｡
「ここにいる者､事情は違えど人に､ルールに､ヒーローに縛られ苦しんだ｡君ならそれを…」
近付いた死柄木さんに爆豪が個性を使って凄いスピードで襲いかかった｡
「要するに嫌がらせしたいから仲間になって下さい､だろぉ？無駄だよ､俺はオールマイトが勝つ姿に憧れたんだ｡誰が何を言おうとそれはもう曲がらねぇ！…言っとくが俺はまだ戦闘許可解けてねえぞ！」
死柄木さんは顔面に付いていた手が落ちただけで無事そうだけど､まだ暴れる気じゃん！
闘えない設定になってるから大人しく荼毘の後ろに隠れておく｡
「自分の立場よく解ってるわね｡小賢しい子｡」というマグネに続き荼毘が「いや､馬鹿だろ｡」と続き､更にヒミコちゃんは「刺しましょう！」と一言｡「その気がねぇなら懐柔されたフリでもしとけばいいものを｡やっちまったな｡」とコンプレスも続く｡
皆それぞれの視点からの考え方の違いがよくわかる｡
爆豪に攻撃を受けて暫く放心していた死柄木さんがぴくりと動いた｡
何かを察した黒霧さんは動きを見せたが､死柄木さんに「手を出すな､こいつは大切なコマだ｡」と制止された｡
そして､顔面に付いていた手を拾い上げてまた顔に付ける｡
「出来れば少し､耳を傾けてほしかったなぁ｡君とは分かり会えると思ってた｡」
「分かり合うだぁ？ねぇわ！」
死柄木さんに吐き捨てる爆豪｡
どっちがヴィランなのかわかったもんじゃないなぁ｡ガラ悪いんだもんこの雄英生｡
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リナ(プロフ) - 素で間違えてました！コメントありがとうございます､修正しておきます｡ (11月29日 23時) (
レス) id: 9b1dc25640 (このIDを非表示/違反報告)
ねかあ(プロフ) - エンデバー（？）エンデヴァー（ｲｴｽ） (11月29日 23時) (レス) @page2 id: 39dbcee998 (このIDを非表示/違反報告)
リナ(プロフ) - コメント､応援ありがとうございます､メリバ大好きなので身内のみ救われます｡ヒーロー嫌いではないのですが推しがいるわけではないので躊躇なくやらせていただきます｡連合に幸あれ… (11月23日 23時) (レス) id: 9b1dc25640 (このIDを非表示/違反報告)
鼓草(プロフ) - ヒーロー側に一切の救いが無いんですかね？最高ですね？敵連合WIN ENDですね？最高すぎます…更新の度楽しく読まさせていただいてます！これからも応援しています (11月22日 14時) (レス) id: a5f127d657 (このIDを非表示/違反報告)
よもぎ餅(プロフ) - いえいえ！次も楽しみに待っております！ (11月21日 18時) (レス) id: a37ec9ee81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ri | 作成日時：2023年11月16日 21時
