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汚いぞ！と敵から批判の声が聞こえるがライトニングは気にする素振りはなかった｡
「私は人間はこうして使うものだという見本を示しているのだ｡始末しなくて正解だった｡そして､貴様はかつてイグニスである我々を始末する為に多くの人間を巻き込もうとした｡さぁ､私を倒すがいいリボルバー！」
攻撃しようとしたリボルバーをプレイメーカーが制止する｡
その様子を見たライトニングが笑いだした｡
「ククッ…ハハハｯ！敵であるプレイメーカーが私を助けるとはな｡確かにコイツがここで消えるのは哀れではある｡ロスト事件で囚われていたコイツにアクセスして幻を見せていた｡希望を抱いていたところを絶望のどん底に突き落とし恐怖を与え続けていたからな…少々いたぶりすぎて心は壊れてしまったがね｡」
「お前は…やはり存在してはならない存在だ｡葬り去ってやる…！」
プレイメーカーが制止するのを振り切り､リボルバーが攻撃を宣言した｡
このままじゃライトニングが…！
ヴァレルロードドラゴンの攻撃にライトニングが飲み込まれる｡
「何故…まだ終わらないんだ…！！」
完全に先程の攻撃で倒した筈のライトニングのライフが1残っておりリボルバーが叫ぶ｡
「(主人公(神属性イグニス))…！」
隣にいたウインディが異変に気付く｡
私の体は消えかかっていた｡
その声でライトニングも此方を向いた｡
「(主人公(神属性イグニス))…私の身代わりになったのか…」
「あんたにライトニングは消させない…ざまあみろ…！」
そう言うと同時に消える前にリボルバーにまだ言いたいことがあった為彼に向かって叫んだ
「リボルバー､あんたがイグニスを消し去るってほざいてるけど私達は人間の勝手に生み出されて勝手に消されようとしてる｡私はそれを許せないからライトニングに加担した｡この戦いは私達AIが勝つんだ､私達の自由の為にも…」
…そして私の身体は消えた｡
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作者名：リナ | 作成日時：2023年9月6日 18時
