幸せな時間（ユノ） ページ49
翌日、ボクは自分の部屋で荷造りをしていた。
朝からやってるのに、なかなか終わらない。
いつもなぜだか荷造りには苦労する。
なんでだろ？
Aが時々、ボクが頼んだものを持ってきては様子を見ていくけど、なぜかそのたびに笑われる。
最後には、「私がやるから、かして！」と言って、ボクは部屋から追い出されてしまった。
なんでだろ？
ようやく「終わったよー！」と言って、Aが満足そうな顔で部屋から出てきたときには午後の１時になっていた。
Aが遅いお昼ごはんを作ってくれる。
ボクたちは食べながら、久しぶりに楽しい話をした。
内容はとりとめない事だったけど、Aもボクもよく笑った。
穏やかな時間。
ボクは明日からの事は考えないようにしていた。
思い出してしまったら、この時間が消えてしまう気がした。
そんなボクの幸せな時間を携帯電話の着信音が突然破った。
表示を見ると、『チャンミン』。
時刻は３時すぎだった。
「チャンミンだから、ちょっと出るね。」
とボクが言うと、Aははっとした表情になった。
「ヒョン？今大丈夫ですか？空港に着きましたので、これからそっちに向かいます。空港ですか？うーん相変わらずですねえ。大丈夫です、うまい事まきますので・・・ただちょっとまくのに時間がかかるかもしれないので、５時くらいみといてください。
ちなみに・・・ボクはおなかがチョンマルペゴパなので、ごはん期待してますからよろしくお願いしますよ？ではまたー。」
そう言って、チャンミンからの電話は切れた。
「チャンミンさんなんて？」
Aの表情がちょっと固い。
緊張してる？
「今空港に着いたってさ。ちょっと寄るところがあるから５時くらいになるって。」
「やだ、気付かなかった、もう時間がない！ごはんの支度しなきゃ！」
Aが慌ただしく片づけを始める。
「え？もう？さっきお昼食べ終わったばっかりでしょ？もうちょっとゆっくりしたら？」
と、口では言いながら、ボクがもう少しAと話がしたかったんだけど・・・
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東方の神起 - やっぱいつ読んでも面白いですね!もうこれで４、５回は読みましたよ〜＾−＾やすのさんがかくユノが大好きです。 (2013年12月14日 22時) (
レス) id: dfdcebd87d (このIDを非表示/違反報告)
yuna(プロフ) - こちらも読み始めました^^やすの☆さんのユノが好き^^ (2012年7月23日 9時) (レス) id: f09ee12cff (このIDを非表示/違反報告)
ほみぃ(プロフ) - もう１回読も〜っと(。-∀-)♪ (2011年8月5日 1時) (携帯から) (レス) id: 7e56e94731 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 初めて読ませて頂きました(*^^*)素敵です♪ (2011年5月25日 14時) (携帯から) (レス) id: 696dbc5635 (このIDを非表示/違反報告)
みしょ - ユノに思ってもらえて幸せだよ〜(^^) (2010年7月18日 22時) (携帯から) (レス) id: 220dfc605b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やすの☆
