フウコさん２ ページ36
「ユノ君から彼女の話聞いたことある？存在を感じたことは？ないでしょ？
Aと同じ部屋に住むなんて、事情があったとしてもそんな同居自分が彼女だったらまず許さないよ。
それに万が一許したとしても、今日まで全然彼女の存在が感じ取れない生活するなんて絶対ムリ！」
「・・・だから、ユノ君には彼女はいない。これは間違いないと思うよ？」
さらにフウコさんは続ける。
「それから昨日の事だけど、『好きだ』だけだったら、これも万が一人違いってこともあるかもだけど、Aの名前呼んでるんだよ？間違いなくユノ君はAの事好きだよ。それも相当。
告白するんだったらちゃんとシチュエーション選ぶだろうし、そんな熱が出てる時に口に出ちゃうなんて、普段は自分をおさえてるんだよ。誰かさんの事を思ってね。
きっと熱が出て、自分をおさえられなくなったんだろうね。」
「同居してるから、好きでもないやつに告られても気まずくなるだけじゃない？しかもA何も返事してないんでしょ？Aの事を思って、しかもユノ君本人にとっても昨日の告白は予定外の事だったから、何にもなかったようにするつもりだろうね。」
私ははーっとため息をついた・・・ユノが、私を、好き？
「・・・優しい男だね。そんで、熱い。」
フウコさんがボソッと言った。
私が黙ってるので、フウコさんはまた語りだす。
「私が思うに・・・ユノ君も初めからAの事好きだったんじゃないと思うよ？A一目ぼれされるようなタイプじゃないし、ユノ君の前でどうせメイクとかもしてないんでしょ？
メガネも取らないだろうし、メイクしてコンタクトでもすれば、A相当いけてんのに。
でもしないっていうのには理由があるんでしょ？
なにがあるのか私にはわからないけど、でも、そういう自然体のAをそばで見てきて、それで好きになったんだから、ユノ君の気持ちは本物だと思うよ？」
私にはよくわからなかった。
ユノが私を好きになるとはとても信じられなかった。
そして、あまり考えたくないと思ってしまった。
フウコさんはそんな様子の私を見て、フフッと笑った。
「私から見てるとねー、じれったいんだよね。２人とも。ユノ君もAも２人ともいじっぱりだし、素直じゃないし。」
私はゆっくりと言った。
「ホントに・・・そんなんじゃないんですよ？私たち。」
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東方の神起 - やっぱいつ読んでも面白いですね!もうこれで４、５回は読みましたよ〜＾−＾やすのさんがかくユノが大好きです。 (2013年12月14日 22時) (
レス) id: dfdcebd87d (このIDを非表示/違反報告)
yuna(プロフ) - こちらも読み始めました^^やすの☆さんのユノが好き^^ (2012年7月23日 9時) (レス) id: f09ee12cff (このIDを非表示/違反報告)
ほみぃ(プロフ) - もう１回読も〜っと(。-∀-)♪ (2011年8月5日 1時) (携帯から) (レス) id: 7e56e94731 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 初めて読ませて頂きました(*^^*)素敵です♪ (2011年5月25日 14時) (携帯から) (レス) id: 696dbc5635 (このIDを非表示/違反報告)
みしょ - ユノに思ってもらえて幸せだよ〜(^^) (2010年7月18日 22時) (携帯から) (レス) id: 220dfc605b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やすの☆
