彼の恋１（ユノ） ページ28
Aが寝ているのは初めて見る・・・
よっぽど疲れてたのかな。
メガネをかけながら寝ているのでどうもねぐるしそうだ。
ボクはそっとメガネをAの顔から外した。
メガネを外したAのすがたを見たしゅんかん・・・ボクの中で何かが突然はじけた。
信じられないことに、そこには、天使が眠っていた。
・・・ボクは、今まで、Aの、何を、見ていたんだろう？
こんなきれいなものにどうしてこれまで平気でふれていられたんだろう？
Aの顔から目が離せない・・・胸がドキドキして苦しくて仕方なかった。
Aのほおにかかっている髪をそっとかきあげて耳にかける。
少しふるえながら、ほおにそっと指でふれてみる。
胸の奥を熱いものが突き上げる。こんな熱がボクの中にあったなんて・・・
どうしよう・・・抱きしめたい・・・どうしよう
Aがびっくりするかも・・・でも・・・止められないかも。
Aの肩に手をかけたしゅんかん、
「うーん・・・」
Aが目をこすりながら目を覚ました。
はっとなってボクはあわてて肩にかけた手を自分の頭のタオルにもっていく。
Aはボクと目が合うと、急いで起き上がった。
「きゃっ、ごめん！ユノ私寝ちゃったんだ？！どうしよう、待っててくれたよね？」
Aが顔をごしごしこすっている。
何か・・・それかわいいよ？
「大丈夫だよ。さっきシャワーから出たばっかりだから。ホラ？まだ髪ぬれてるでしょ？」
ボクはAが気をつかわないように、まだ乾いてない髪をさわってみせる。
「ああ、よかった。ごめんね？」Aがほっとした表情を見せる。
・・・また気をつかってるんだね。
「あっ！ユノ、アイスティー置いといたんだけど、飲んだ？」
「あ、うん。今飲んでる。ボク好きだなコレ。」
「ほんと？よかったー。私も大好きだから気に入ってくれてよかった。」
Aがうれしそうな顔をしているのを見て、ボクもつられて笑顔になる。
そう、ボクはAが好きなんだ。
考えてみればもうずっと前からそうだったんだ。気付かないフリをしていただけ。
みとめたくなかったんだ、自分が恋をしてるなんて。
バカみたいだ。こんな単純な事どうして。
でも・・・
Aはボクの事は、好きじゃない。
それはわかる。
いまだにAはきをつかって、ボクときょりをとろうとする。
ボクはこの恋をがんばっていいのかな？
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東方の神起 - やっぱいつ読んでも面白いですね!もうこれで４、５回は読みましたよ〜＾−＾やすのさんがかくユノが大好きです。 (2013年12月14日 22時) (
レス) id: dfdcebd87d (このIDを非表示/違反報告)
yuna(プロフ) - こちらも読み始めました^^やすの☆さんのユノが好き^^ (2012年7月23日 9時) (レス) id: f09ee12cff (このIDを非表示/違反報告)
ほみぃ(プロフ) - もう１回読も〜っと(。-∀-)♪ (2011年8月5日 1時) (携帯から) (レス) id: 7e56e94731 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 初めて読ませて頂きました(*^^*)素敵です♪ (2011年5月25日 14時) (携帯から) (レス) id: 696dbc5635 (このIDを非表示/違反報告)
みしょ - ユノに思ってもらえて幸せだよ〜(^^) (2010年7月18日 22時) (携帯から) (レス) id: 220dfc605b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やすの☆
