彼の部屋 ページ14
「あの、ユノさん・・・」
「ああ、くわしいことは、へやではなしますから、とりあえずここはあぶないので、くるまからでたら、はしってフロントのおくのエレベーターまでいってください。」
危険？？？どうして？？？何が？？？
ユノさんは車の窓からあたりをうかがうように前後左右を確認している。
ユノさんて・・・実はスパイとか？？？
私はわけもわからずとりあえず言われたとおりに、車から出るとダッシュでエレベーターに向かった。
な、なんか緊張する。
キーでもう一回部屋番号を確認してエレベーターの階を探す。
１００７号室って・・・え？最上階？
最上階って・・・なんか高そうな部屋だったりするんじゃなかったっけ？？？
ユノさんて・・・一体何者？？？
ポーン
エレベーターが最上階の到着を告げる。
ドアが開くと、そこは・・・別世界だった。
廊下に敷いてある絨毯・・・厚っ
廊下に飾ってある絵画・・・いかにも高そう。
この階って、３部屋しかないんだ・・・
１００７号室は・・・一番奥だね。
ドアの前に立つとドアについてるナンバープレートを見つめる。
この数字まで高級そうに見えるよ・・・
いちおうチャイムを鳴らしてみて、誰も出てこないのを確認すると、
キーを差し込んでドアを開ける。
「おじゃま・・・しまーす・・・」
誰もいないと思ったけど、思わず口に出てしまう。
だってこんな高そうな部屋、初めてなんだもん・・・
「わー・・・」
入ってみてまずびっくりしたのは・・・
部屋・・・広っ
家具・・・デカっ
夜景・・・すごっ
の３点だった(笑)
1人で興奮してると、部屋のチャイムが鳴った。
ユノさんかな？
ドアに走り寄って、念のため、ドアの穴から外を確認する。
鼻しか映ってない(笑)
私は笑いながらドアを開ける。
「お帰りなさい(笑)」
「びっくりした？ただいま。
・・・ただいまってなんかへんですね？」
2人で笑った。
「このへやどう？きにいりました？」
「はい！すごい広いですねー。しかもキッチンまでついてるんですね！」
「・・・きみになんのせつめいもしないまま、ここにつれてきてしまったのはもうしわけなかったんですけど、どうしてもあそこにきみがいるのは、ボクがしんぱいだったので・・・
ちょっとごういんでしたね？おこってます？」
私は思いきり首を振る。
「よかった。」
ユノさんはホッとした表情になる。
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 164人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
東方の神起 - やっぱいつ読んでも面白いですね!もうこれで４、５回は読みましたよ〜＾−＾やすのさんがかくユノが大好きです。 (2013年12月14日 22時) (
レス) id: dfdcebd87d (このIDを非表示/違反報告)
yuna(プロフ) - こちらも読み始めました^^やすの☆さんのユノが好き^^ (2012年7月23日 9時) (レス) id: f09ee12cff (このIDを非表示/違反報告)
ほみぃ(プロフ) - もう１回読も〜っと(。-∀-)♪ (2011年8月5日 1時) (携帯から) (レス) id: 7e56e94731 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 初めて読ませて頂きました(*^^*)素敵です♪ (2011年5月25日 14時) (携帯から) (レス) id: 696dbc5635 (このIDを非表示/違反報告)
みしょ - ユノに思ってもらえて幸せだよ〜(^^) (2010年7月18日 22時) (携帯から) (レス) id: 220dfc605b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：やすの☆
