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一番バレちゃいけなかった人にバレた時の対処法教えてGoogle先生 ページ2

小学校5年生の頃からずっと。

本当に今までずっと。


よく自分でもこのキャラ保てるよなって思ってた


でも、こうしなきゃ自分の居場所はなかった








だから。



合格発表

まぁ、頭はいい方だから受かるのは確実だった




でも
この高校でもこの学校でもこのキャラ演じなきゃないのかって思った時に



めんどくさ。






そう思ったことがきっかけだった



「何がめんどくさいの?」






合格発表の掲示板に背を向けて歩き出した時。

変な人に声をかけられた。



キャラメルの匂いをしたセンター分けの男に



『えッッ?あたしぃ?
あたしなんか言ってましたかぁ?』



いつものように。


ぶる



けど、その攻撃は一切その人に効かなかった

一瞬。ゲッという効果音が付きそうなほど酷い顔で引かれたけど

「めんどくさって何が?てか、………………………………二重人格(ボソッ」





あー声にでてたのね


『あぁ〜気にしないでくださぁい……ではッ』

語尾に♡が付きそうな喋り方をしてその場を去ったあの日。









今ではこの日から私の高校生活は始まってた。





入学式の朝。


気持ちよさすぎるほどに晴れ渡る空を見ながら
登校し、教室に入れば思いもしなかった人がいた。



その人も私に気づいたようで


生憎、何故か。本当に何故か

座席表を見るとそいつの隣の席で



?「あっ二重人格の人じゃん」


『あーもー!ちょっと来て』



この人だけには知られたくなかったと本性の自分が言ってるけどバレたもんはしょうがない。


名前も知らないキャラメルの匂いの人を人が通らなそうな階段まで連れてく



『あのさ、私の本性がこれなの誰にも言わんで?お願い頼むから』


「まぁいいですけど。」



とりあえず一安心。

ここで嫌とか言われたらどーしよーもないからな


『ありがと、てか誰?』


「人に名を聞く時は自分からって習わなかった?まぁ、いいや俺は国見英あんたは?」


『凌Aよろしく国見くん』



「変な名字。しのぎ………呼びづらッよろしくA」



『日本中でも珍しい名字だしね』



「あっそ」



冷たっ聞いたのそっちやーん


「あ。いい事考えた、あんたさ


男バレの “ マ ネ ” になってよ」







『は?』

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作者名:もあまる | 作成日時:2019年1月14日 21時

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