four episode ページ26
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Jside
快くんと見てたラブストーリーが終わり、
俺は感動して涙を流してた。
「いや〜まじでよかった。」
快「...、どういうこと。」
「...ねえ、余韻！余韻ちょうだいよ。」
快「ねえ、なんであの2人キスしたの？いつから好き同士だったの？」
「ねえ、もしかして寝てた？」
快「いや、寝てたのは次郎ちゃんじゃん。」
「寝ててもわかるじゃん、..逆にちゃんと見ててわかんないの？」
快「...、ごめん。男子校だからな。」
でた、快くんのイケない所。
俺は何回この言い訳を聞いてきたことか。
「ねえ、それ前も言ってた。あのさ、何でも男子校のせいにするのよくないよ？ろくな人間になんないよ？」
快「...、」
「恋愛のことになると、どうして快くんは出来ない男になるのかな〜」
快「う、うるさいよ！」
「ねえ、可愛いって思う子は居んの？」
快「そ、そんなの..！」
「はっは〜ん、居るんだ快くん。誰誰！俺の知ってる人？」
快「お、教える訳ないだろ！」
「あ、分かった。アミさんだろ。可愛かったもんな〜声すら愛おしかったもんな〜！」
快「違う。...、」
「じゃあ、誰だよ。...あ、..もしかしてAちゃん？」
快「...、！」
いや、快くん分かりやす過ぎ。
そのあざとさは、狙ってるんだろうか。
彼に限ってそれはないか。
「ふーん、快くん見る目だけはあるんだね。」
快「う、うるさい！」
「...ねえAちゃんさ、初めての外出の日から元気なさそうなんだけど、快くん何か知らない？」
あの日から、
彼女に少し変化があった。
それは、何かあると俺らに頼ってくれるようになったこと。
そして、心なしか元気がないこと。
一人の時の彼女は、
何かを抱えているような表情をしていた。
Aちゃんは一人で何を背負ってるんだろう。
あの日、何があったんだろう。
快「...、俺も知らない。」
「...そっか。」
目を離すと、彼女は消えるんじゃないかって、
不安で堪らない。
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とまとミニ(プロフ) - あぽんさん» コメントありがとうございます！亀更新で本当に申し訳ないです…今日更新したのでよければ見てください！ (2020年8月13日 11時) (
レス) id: 0857c8b69c (このIDを非表示/違反報告)
あぽん - とても面白いです！更新待ってます！ (2020年7月18日 21時) (レス) id: 34390084ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とまとミニ | 作成日時：2020年7月15日 18時
