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Jside
出航日当日、
俺たちは早朝から学校を抜け出した。
きっと今回は退学になるに違いない。
けど、それ以上に守りたいものがある。
俺たちが彼女たちのヒーローにならないと。
出航場所に着き、
犯人らを待っていると見覚えある車が目に入る。
快「来た、8338。」
快くんの呟きとともに、
俺らは目を合わせて覚悟を決めた。
俺らが倒したい相手が目の前にいる。
倒さないといけない相手が近くにいる。
Aちゃん、どうか無事で。
俺らは武装をして、
彼らのもとへと近付いた。
男「アイツらまた来やがった。おい！！」
男の掛け声とともに、
車の中や外からたくさんの男たちが現れる。
快「..ああ〜すげえ数だ。」
「俺らの姫を勝手に奪うな。...、Aちゃんを返せ。」
快「...、今日は何が何でもお前らを倒す。」
「...、行くぞ。」
快「ああ。」
「「おおーー！！」」
叫びとともに、
俺らは男たちに襲い掛かった。
彼女たちを助ける為、
俺たちは逃げられない。
あの日から、コイツらを倒す為強くなったんだ。
ここで活かさないと無駄になるだけ。
次々に倒していく俺たち。
間違いなくあの日から俺たちはパワーアップした。
それがとてつもなく嬉しかった。
近くに居る敵は全員倒した。
快くんどこに行ったんだろう。
そう思い、探していると...
快「...っ、」
「あ〜俺俺俺！！ああビックリした。」
快「大丈夫だったか？」
俺は快くんの問いかけを聞きながら、
彼の左手に触れた。
すると、叫びをあげる彼。
前にもこんなことあったな、なんて。
「Aちゃんたちの元へ行こう。」
快「ああ、急がないと。」
俺はこんなにも君のことを考えてる。
君が孤独なんて、
そんなの勘違いに決まってる。
もっと周りを見てよ、Aちゃん。
もっと俺に頼ってよ、Aちゃん。
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とまとミニ(プロフ) - あぽんさん» コメントありがとうございます！亀更新で本当に申し訳ないです…今日更新したのでよければ見てください！ (2020年8月13日 11時) (
レス) id: 0857c8b69c (このIDを非表示/違反報告)
あぽん - とても面白いです！更新待ってます！ (2020年7月18日 21時) (レス) id: 34390084ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とまとミニ | 作成日時：2020年7月15日 18時
