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鷹木「..彼、本当は行きたかったんだね〜」


 

次郎「快くん、意外とムッツリなとこあるからね〜」


 

『...、』


 



一ノ瀬くんと鷹木さんに、
今さっきの会話は聞こえていなかった為、本間くんに誤解が生まれている。

 
しかし、私は訂正しない。


 


 


 


 

鷹木「向かいの喫茶店で待ってる?」


 
次郎「そうだな、Aちゃんも行こう!」


 
『...うん。』


 



向かいにある喫茶店で本間くんを待つことに。

 
鷹木さんのお子さんは、
疲れたからか眠ってしまった。


 


 



次郎「鷹木が会いたい人って、この子だったんだ。」


 
鷹木「...、可哀想なことしてる。自分の夢の為にこの子実家に預けて寮生活してるんだもん。」

 

次郎「警察官になるのが夢?」


 
鷹木「..、白バイに乗りたい。」


 
次郎「おお!いいねカッコいいね!」


 



 


2人がそんな話をしてる中、
私はその隣で静かにコーヒーを飲んでいた。

 
ふと彼女を見ると、
少し考え込んでいるような、そんな表情をしていた。


 



 


鷹木「...、父親誰かって聞かないの?」


 
次郎「え、え?聞いた方がいいの?...、Aちゃん気になる?」


 
『..、別に。誰が父親でも鷹木さんが母親なのには変わりないし。』


 
鷹木「...Aちゃん。」


 
次郎「..もしかして、いつも聞かれてたの?」


 
鷹木「...私の周りだけかな。」

 

次郎「..、だと思うよ〜?」



 

そう鷹木さんに告げながら、
一ノ瀬くんは本間くんが居る場所へと振り返る。

 
そこには、ガサ入れをしようとしてる警察官が2人居た。

 
このままだと、本間くんが危ない。



 

次郎「やっば!快くんが見つかったら!!」


 
そう言って、喫茶店を出ようとする彼。

 
私も着いていこうとすると、



 


次郎「Aちゃんはここに居て!一緒に行って、Aちゃんが従業員だと思われたら大変だし!鷹木!あとは頼んだ!!」


 
鷹木「頼まれました。」


 


そう言って、
彼は本間くんを助ける為向かいのビルに向かった。


 

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とまとミニ(プロフ) - あぽんさん» コメントありがとうございます!亀更新で本当に申し訳ないです…今日更新したのでよければ見てください! (2020年8月13日 11時) (レス) id: 0857c8b69c (このIDを非表示/違反報告)
あぽん - とても面白いです!更新待ってます! (2020年7月18日 21時) (レス) id: 34390084ff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:とまとミニ | 作成日時:2020年7月15日 18時

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