可愛すぎる妻の話がしたい【五条悟】

・酔っ払い ページ16

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……遅い。
硝子と飲みに出かけたのは良いものの、帰って来ない。

もう終電も終わってるし、朝まで帰ってこない気か……？



帰るという連絡もないし、先に寝ようと思ったところで玄関から音がした。




『ただいま〜』

「遅いよ、帰るなら連絡しなよ。」

『したよー』




こんなAを初めて見た。

相当飲んだのかフラフラと足取りも変。
なんとなくいつもより明るい口調で、呂律も若干回ってない。




『お風呂行ってくるね、』

「待って、一緒に入ろう。」




頭にハテナを浮かべるA。


そんな酔っ払って湯船で寝たら死ぬじゃん。
足滑らせて床に倒れたら危ないし。




『わかった、したいんでしょ？』

「そういう気持ちはないよ、Aが心配なの。」

『私はしたい。』

「え、」




したい？Aからお誘い？？

ハッキリ僕の耳にはしたいって聞こえたけど……




『……酔っ払いとは嫌か、』

「いや、急すぎてビックリした……」

『じゃあしよっか。』





*





『負けた〜』




Aのしたいってマ○カだった。
期待した僕が馬鹿だった。

酔っ払いの言うことはめちゃくちゃだ……



急に動かなくなったと思えば、コントローラーを片手に持ちながらスヤスヤと眠っていた。


期待させるだけさせといて。
明日埋め合わせしてもらわないとね。




「おやすみA。愛してる。」





*




Aかえります
七海送る相手間違えてますよ



『昨日帰るって悟に送ったつもりが七海に送ってた。』

「それはウケる。」





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