可愛すぎる彼女の話をしたい【五条悟】

・任務終わりには ページ22

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2泊3日の任務だった。

寂しすぎる2泊3日。
Aは元々メールあまり返してくれないタイプだから朝と夜に1通あっただけ。

夜電話したら寝てたらしく機嫌悪く切られた。



どんだけ悲しい思いで過ごしたと思ってんだよ。


とりあえず荷物置いてAに会いに行こう、と部屋のドアを開けた。




『あ、おかえりー。』




やべAの事考えすぎて入る部屋間違えた。


……いやここ俺の部屋だし。

ついに寂しすぎて幻覚見えたか。




『なんで入って来ないの？』

「…お前Aか？」

『そうだよ。』

「幻覚かと思った、」

『幻覚？なにが？』




頭にハテナを浮かべるA。

そして何かを理解したかのように両手を広げた。




『幻覚じゃないよ。触れてみたらわかると思う。』

「…まじか、え、A、」

『いつまで固まってんの？』




Aがギュッと抱きしめてくれた。

これは本物だ。幻覚じゃない。




「寂しかったか？」

『全然。』

「…だよな。」




俺だけが寂しいってダッサ。

Aからほのかに香る俺のシャンプーの匂い。
寂しすぎて嗅覚までバグったか……後で硝子に治してもらうか……




『おかえり。』

「ただいま。」





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これは後から硝子が教えてくれた話。

Aは俺の部屋に2泊3日してたらしい。
シャンプーやボディーソープも俺のを使って寂しさを紛らわせたと。




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