49 景色を眺めるのも悪くない ページ6
「.....」
1人でも暇なんだよなぁ。
どうしよう、こんな暇すぎる空間でスマホも触れないなんて。
今度カラ松兄さんが来た時にでもスマホ頂戴と頼んでみようか。
私の言うことは割と聞いてくれるから、ワンチャンすんなり渡してくれるんじゃないだろうか。
私はそんなことを考えながら昼を過した。
☆☆*＿
もう夕方だ。
あーお腹減った。
そう言えば今日はまだ何も食べてない。
ヤバすぎる。お腹がさっきから鳴りっぱなしだ。
それに今まで気付かなかったがこの部屋、冷房も扇風機もなくて、すっごく暑い。
少し外の空気でも吸って気分転換して、カラ松兄さんに声を掛けてみようかな。
そう思った私は窓をそっと開いた。
「外が新鮮に感じるわ」
ずっと朝から夕方まで部屋でゴロゴロしていたからか、外の空気が美味しい。
空と雲がオレンジ色に染っていて、今日はすごく夕日が綺麗だ。
あー、毎日カラ松兄さんの言うことを聞いていれば、もしかしたら散歩とかもさせてもらえるかもしれない。
私は確かではない思想を抱いて、少し澄んだ気分になった。
いつもなら吐き気がするような生暖かい南風も、心地よく感じる。
吸って、吐いて、と深呼吸をして大きく広がる街を見渡した。
良かった、こうして外を見てれば少しずつ変わる景色にはあまり飽きないし、暇つぶしになるかもしれない。
暇を持て余しすぎると人間は必ずなにか頭に支障を来すだろうから、そこが心配だったけど、まあ何とかなりそうだ。
「お、部活帰りかな」
ぼーっと歩道を眺めていたら、私と同じくらいの学生が一人で歩いて居るのが目に入った。
男の子だ。
学ランを着ていて、スクールバッグを肩から下げている。
いい感じに肌が日に焼けて、いかにもスポーツが好きそうな見た目だ。
「あー、運動部かな」
何となく色々予想してみる。答え合わせできる日は来ないだろうが。
私は帰宅部だから運動部どころか、部活そのものに縁がない。
だけどやっぱり、運動部は運動部で楽しいんだろうなぁ。
バスケとかサッカーとか、The、青春って感じがする。
歩道を歩く男の子が私の家の前を通過しようとしているとき、ふと私の視線を感じたのか目が合った。
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ぽさ(プロフ) - チョロ松推しさん» Sなカラ松最高ですよね！！ありがとうございます！時間をかけてでも頑張って完結させようと思うので、その時までよろしくお願いします。！ (2019年8月6日 13時) (
レス) id: 3dce913a48 (このIDを非表示/違反報告)
チョロ松推し - Sなカラ松最高すぎ!もう死んでもいいわ(白目)続き頑張ってくださいね！ (2019年8月3日 19時) (レス) id: b11d3bd2ff (このIDを非表示/違反報告)
ぽさ(プロフ) - 夜空さん» ありがとうございます^^*完結できるよう頑張りますね！ (2019年7月24日 16時) (レス) id: 3dce913a48 (このIDを非表示/違反報告)
夜空(プロフ) - 頑張ってください続き楽しみに待ってます (2019年7月22日 22時) (レス) id: 2ba1387257 (このIDを非表示/違反報告)
カラ松girl(プロフ) - ぽささん» 楽しみにしてます！！ (2019年6月10日 6時) (レス) id: b9685a6c85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽさ | 作成日時：2019年5月27日 16時
