五条悟から逃げれない婚約者四 ページ21
「何言って…」
「貴女と婚姻をしたく此方へ赴いた次第です」
「まって…」
「取り急ぎ両家での話し合いを当人抜きでした事は謝りますが、これは数年前から決まっていたことなので覆せません」
「私が……五条さんを好きでなくても…貴方はいいんですか」
そういった瞬間バツが悪そうに顔を顰めた
と思うと先程とは違って立ち上がると私を見下ろしてくる
「…それに関しては、俺を好きになってくれればとは願ってる」
「そんなの勝手じゃない」
「分かりきった事だろ」
「まあ、それもそうね」
今の今まで散々振り回されて一人で落ち込んで一人で立ち上がって…全部貴方の為だったと思えば癪だけど
「五条さんは私の事はどうお思いで？」
「…分かりきってんだろ？」
「私は逃げてばっかりだから高校までの五条悟さんしか知らないもの」
「そういうところ狡いよね…僕に言わせるつもりじゃん」
「ぶっちゃけると今も逃げたい」
「逃げんな」
「申し訳ないけど…まだ悟を信用しきれてない自分がいるの」
本心としては、好きな人に追いかけられて嫌なわけないじゃない
諦めていた人が自分を追いかけてくれていて…本気で避けれるわけないじゃない
逃げて逃げて…本当に私の事を思ってくれているか知りたいだなんて身勝手な理由
あんな一方的な条件を出したのは、悟が一時的に話せる相手を無くすかもしれないと躍起になって言い出したと思ったから、逃げ道を私から作ってあげただけで、私自身は怖くて怖くてたまらなくて結局裏切られた
「それに…高校時代、悟に彼女がいた事も知ってる」
「…は？」
「彼女と上手く行かずに保険で私との関係を続けていたこともしって」「いやいやいや！待って！？俺に彼女がいたってなに！？A以外に！？」
「え？田舎の公園が待ち合わせ場所で、悟の都合で場所変わったとき…あの場所にもう私いたんだよ」
「…………え、ま、まって」
「悟の友達達が彼女以外と会うんだって言ってたのも覚えてるよ。ああ…私は義務で会ってるんだなってあの時は悲しくてすぐ解散しちゃったけど」
「俺、彼女じゃないって言ったろ！？」
「…言ってた気もするけど、どうせ遊んだりしてたでしょう？私がうわき」「ま！待受！待受の話になっていただろ！？」
「え…？……だったかな？」
「あの時から変わってないから見て！！」
ずいっと出された画面に思わず言葉を失った
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伊織(プロフ) - プスメラウィッチさん» プスメラウィッチさん、はじめまして。こちらは一応五条悟夢にはなりますので、彼が頑張ってくれることを祈ります…。応援ありがとうございます！コメントありがとうございました！ (2021年5月10日 9時) (
レス) id: 4be3650e25 (このIDを非表示/違反報告)
伊織(プロフ) - 夢花さん» 夢花さん、はじめまして。夢主ちゃんはもどかしい子なので頑張ってもらいますね。コメントありがとうございました！ (2021年5月10日 9時) (レス) id: 4be3650e25 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか？できれば五条悟オチでお願い出来ますか？続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年5月8日 22時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(プロフ) - 夢主ちゃん…ガンバ☆ (2021年5月8日 21時) (レス) id: 78d9e81099 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊織 | 作成日時：2021年5月5日 15時
