五条悟から逃げれない婚約者参 ページ20
「多分、それは」
「無理な話だね〜」
「!?」
「五条悟様…女性の部屋へ勝手に入るのは流石にいけません」
「堅苦しいこというなよ。婚約者だから大丈夫デショ」
状況を整理したい
ここは私の部屋。今は朝食を取っているところ。着替えているが素っぴん
そんな中よくわからない目隠しをした五条悟と思わしき人物が突入してきた
「…え、だれ?へんじん?」
「お嬢様が寝起きなために判断能力が著しく低下していらっしゃる…」
「へぇ〜面白いね。こんな状態になるの初めてだよ」
「その目隠しやばすぎない?みえてんの?わらえる」
「あ、これ馬鹿にされてないか」
「そうですね」
「そうね」
「え?待って?この間との温度差ありすぎてついていけないんだけど」
「私的にはその目隠しのお陰で突っ込まざる負えなかったんですけど」
なに?髪の毛もアップされてて…めっちゃおもろいやん五条悟
「普段からそんな変態じみた格好してるの?」
「失礼な!そんなこと言うのAだけだよ」
「えっ!皆論点ずれてるの?おかしいでしょ」
「これには訳があるから仕方がないんだよ」
「へえ…まあ、交流はこのぐらいにしてお引き取り願いますか?」
「一気に正常に戻るんだね」
「…そもそも無断で未婚の女性の部屋に入るなど言語道断。この件はお父様に報告させていただきますね」
一気に婚約破棄といきたいところだけど、常習犯じゃないし見過ごされるのが落ちだろうけど
「婚約者だから問題なくない?」
「…何度言えば分かっていただけるんですか?約束を破ったのは貴方ですよ?両家の当主同士でまだこの婚約が無効になってはないにしろ、私と貴方はもう終わったんです。振り出しにも戻りませんし、どうぞ今日限りでお引き取り下さい」
「その当主が僕の場合はどうなると思う?」
「は」
「五条家当主が五条悟だった場合は?」
「そ、んなわけ…」
この歳にして当主…?
五条家の仕組みは分からないが、過去に彼が特殊な一家だとは言っていた
何でも御三家なんだとか、表でも力を持っている一族でもあるとは呟いてはいたが…
そして何故かこのタイミングで席を外す侍女…待って置いていかないで…
そして、目の前に居た五条悟は目隠しを外し長い脚を曲げ、座る私と同じ目線になってきた
「私五条悟は五条家当主として今、無礼を承知で此方へ越させていただきました」
これは現実か?
五条悟から逃げれない婚約者四→←五条悟から逃げれない婚約者弐
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伊織(プロフ) - プスメラウィッチさん» プスメラウィッチさん、はじめまして。こちらは一応五条悟夢にはなりますので、彼が頑張ってくれることを祈ります…。応援ありがとうございます!コメントありがとうございました! (2021年5月10日 9時) (レス) id: 4be3650e25 (このIDを非表示/違反報告)
伊織(プロフ) - 夢花さん» 夢花さん、はじめまして。夢主ちゃんはもどかしい子なので頑張ってもらいますね。コメントありがとうございました! (2021年5月10日 9時) (レス) id: 4be3650e25 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年5月8日 22時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(プロフ) - 夢主ちゃん…ガンバ☆ (2021年5月8日 21時) (レス) id: 78d9e81099 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:伊織 | 作成日時:2021年5月5日 15時