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夢主の記憶が戻ったら 信之ver ページ22

信之さんのことをお兄ちゃん 幸村さんのことは幸村と呼びます。佐助さん達は呼び捨てです。

氷雨を倒して数日が過ぎた。
だがAの記憶は戻らない。わかっていた。本当はわかっていたんだ。氷雨を倒してもAの記憶が戻るわけないって。でも
Aが記憶を取り戻すためには他にどうしたらいいのか分からなかったんだ…
もしこのままAの記憶が戻らなかったら…
信「…」
ドタドタ
ガラッ
『ハァハァ』
信「!どうしたんだ?!」
急に障子が開きそこにはAが涙を流していた
『…私 思い出した…!全部…』
耳を疑った。
『ごめんねお兄ちゃん…私…お兄ちゃんのことも幸村のことも佐助達のことも全部…忘れてた…私みんなに酷いこと…』
泣き崩れるA
優しいAは自分が俺や幸村のことを忘れてしまった自分を許せないんだろう。
信「Aは悪くない。Aはこうして俺達を思い出してくれたじゃないか」
『でも…!』
信「俺の方こそ悪かった。お前を守ってやれなくて…」
Aを抱き締めながら俺はAに囁いた。
『お兄ちゃんは悪くない…!』
信「ならお互い悪くは無い。それでいいじゃないか」
俺がそう言うとAはまだ泣き崩れた。
信(今度こそ必ず守り抜く…!)

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雪花(プロフ) - わかりました!リクエストありがとうございます! (2019年4月29日 22時) (レス) id: 7b4ecf39f1 (このIDを非表示/違反報告)
小説ワンコ(プロフ) - もう少しリクエストしていいですか?《織田軍所属の吸血鬼の方向音痴の夢主が真田領で迷子になって武将に見つかり、「うわーん!まだ死にたくなーい!」と大泣きしたら?》と《たった一人で奇襲してきた伊達軍所属の夢主が武将の初恋の相手だったら?》でお願いします。 (2019年4月29日 19時) (レス) id: 14f0588910 (このIDを非表示/違反報告)
雪花(プロフ) - 小説ワンコさんリクエストありがとうございます!もう1つリクエストしていただいた話が終わったら書かせていただきます (2019年4月29日 19時) (レス) id: 7b4ecf39f1 (このIDを非表示/違反報告)
小説ワンコ(プロフ) - リクエストいいですか?前のリクエストの続きで《片腕のない夢主が城に住むことになったら?》と《片腕のない夢主と一緒に他軍の武将に会って怯えたら?》でお願いします。他軍は出来れば、武田、上杉、伊達の三軍でお願いします。 (2019年4月29日 18時) (レス) id: 14f0588910 (このIDを非表示/違反報告)
小説ワンコ(プロフ) - リクエスト答えてくださりありがとうございます!気にくわないなんてことはありません。他の話と同じで面白いです。 (2019年4月29日 18時) (レス) id: 14f0588910 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪花 | 作成日時:2019年2月11日 21時

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