ストーカー宣言 ページ7
・ ・ ・
それってつまり、、、
『ストーカーになります宣言ってことですか？』
小柳「ちげぇよ」
叢雲「いや、でも今のはそうとしか思えんで」
伊波「うんうん」
星導「さすがに引きます」
小柳「そこまで言うか？」
『というか、私言いましたよね？あなたの飼い主にはならないって。いい加減にしてください」
小柳「ドクターにそう言われても俺はあきらめないからな。勝手についていくし、勝手に話しかける。ドクターが俺に振り向いてくれるまで」
伊波「それは別にどうでもいいけどさ、どうしてそんなにAさんに執着するわけ？ロウにはファンみたいな人たちもいっぱいいるのに」
小柳「そりゃもちろん運命だよ。」
星導「うわ〜キモ」
小柳「うるせぇよ。俺がケガしたとき、ドクター手当てしてくれただろ？下心なしでそういう風にしてくれたのがうれしかったんだよ、、、」
叢雲「意外とかわいい理由やな」
小柳「うるせぇ！悪いかよ！」
伊波「珍しくロウが照れてる〜！明日は大雨かな？」
小柳「だまれ」
星導「という風に小柳くんは言ってるけど、それでもAさんは嫌なの？」
『・・・小柳くんの気持ちはうれしいです。でも、、、私はあくまでも普通の高校生活がしたいんですよ。目立ちすぎず静かすぎず平凡な高校生活が。だから、小柳くんみたいなぐいぐい来るタイプの超目立ってる人は、、、嫌って程じゃないけど、私なんかと一緒にいても楽しくないんじゃないかなぁって。さっきみたいな誤解も生まれるだろうし、、、』
Dytica「・ ・ ・」
『変な空気にしてしまってごめんなさい。私ちょっと職員室に言って先生から日誌をもらいに行ってきます。では、、、」
小柳「待て。俺も行く。日直だし。付きまとうって言っただろ？」
『え、、、』
小柳「あと、俺たちのことはくん付けじゃなくて呼び捨てにしてくれよ。ドクターは同い年だろ？タメで話してくれて全然いいし。な？お前ら」
星導「もちろん」
伊波「僕ももっとAさんと仲良くなりたいし！」
叢雲「むしろそっちの方がやりやすい」
嫌われることを覚悟で自分の気持ちを伝えた
もう、彼らとは話す機会ないだろうなって
そう思った
だけど
・・・優しいなこの人たち
『わかった。でも、小柳の飼い主になるかならないかはまた話が別！そこのところはちゃんと理解しといてよね！』
Dytica「は〜い！w」
『絶対わかってないでしょ！』
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作者名：真島藍 | 作成日時：2024年1月2日 22時
