【完結】クールなクラスメイトが私のペットになりたがる話【kyng】 (ページ39)

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もっと仲良くなるためにページ39

タコパ準備中、小柳はキッチンに行っていたため、私はリビングの方で材料などを並べている星導くん、伊波くん、叢雲くんとおしゃべりしていた

伊波「そういえばずっと思ってたんだけどさ～、Aちゃんってロウのことは小柳って呼び捨てにしてんのに俺たちのことは未だに苗字にくん付けだよね」

叢雲「ホンマやな。僕たちのことも呼び捨てにしていいって前言ったのに」

『う～ん。そうなんだけど少し違和感があるんだよね。ほら、小柳は初対面であんなことがあったしなんか言いやすい感じがあるけど、3人を呼び捨てにするっていうのは何だか申し訳ないような感じが、、、』

星導「そんなに気を使ってもらわなくても俺たちは全然気にしないのに」

叢雲「前にも言ったけどもっと気さくに話してくれた方がこっちもやりやすいし」

『それはそうかもだけど、、、』

すると、伊波くんが突然口を開いた

伊波「そうだ！こういうのはどう？」

叢雲「ライ、なんか思いついたんか？」

伊波「Aちゃんは僕らを呼び捨てにすることに抵抗があるんでしょ？なら、下の名前にくん付けだったらいいんじゃないかな？」

星導「確かに！それはいいアイデアですね！」

叢雲「Aちゃんはどう？」

『それなら私も呼びやすいかも！』

ということで、これからは3人をショウくん、ライくん、カゲツくんと呼ぶことになった

なんだか、今まで以上に距離感が縮まった気がしてうれしい

さっそく私は新たなあだ名(？)を使って準備を進めていった

『ライくん！そこのマヨネーズとってくれない？』

伊波「おっけー！はいどうぞ！」

『ありがと～！』

叢雲「Aちゃん、ガスバーナーつけといたほうがいい？」

『うん！カゲツくんお願いしていいかな？』

叢雲「もちろん！」

『ショウくん、あっちから青のりとってきてくれない？』

星導「わかりました。あっちですね」

『うん、よろしく』

こんな感じでそれぞれに下の名前くん付け呼びをしていく

心なしか作業効率も上がっているような、、、気のせいか？

小柳にロウくんって呼ぶときはだいぶ心の準備がいるけど、3人ならそんなに気負わないかも

私は引き続き準備を進めていった