【完結】クールなクラスメイトが私のペットになりたがる話【kyng】 (ページ35)

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寝。ページ35

『小柳がベッドで寝ればいいじゃん！私、ソファでもいいよ？』

小柳「客人を差し置いてか？」

『うっ、、、』

小柳の言っていることは正しい。いくらこちらが良くても招いてる側がベッドで寝るなんてあってはならないことだろう

しかし、だからと言って小柳をソファで寝かせるというのはそれはそれでかわいそうというものだ

『うぅ、、、どうすれば、、、』

小柳「一緒に寝ればいいじゃん」

『でも、、、』

小柳「人ん家で1人は怖いんじゃね？」

確かに、、、ただでさえなれない場所で怖いのにその上1人で寝るとなると結構きついかも、、、

『じゃあ、一緒に寝る、、、』

私は二つ返事で二人で寝ることを承諾した

～小柳の部屋～

小柳「ベッド1人用だからちょっと狭いかもしんないけど、まぁドクター細いしいけるっしょ」

『・・・セクハラ』

小柳「何でだよｗ」

こうして私たちは少し手狭なベッドに入った

ぬいぐるみを抱きしめながら小柳の反対方向、壁側を見て目を閉じる

沈黙、、、やりづれぇ、、、

いや、寝る時間なんだし、沈黙でいいんだけれども！

やっぱり、慣れないところだから寝れない、、、

すると突然、

小柳「んー」

『！？』

小柳が私に抱き着いてきた

驚いて小柳の方に顔を向けるが、当の本人はすーすーと寝息を立てて寝ている

・・・いや、もう寝てんのかよ！

しかもこれを無意識下でやってんのか、、、？

頑張って離れようとしても余計にギュッと抱きしめられて抜け出せない

でも、なんでだろう。嫌なはずなのになぜか少し安心する

そんなことを考えていても眠れないので私はそのままの状態で寝ることにした

『おやすみなさい』

私は小さな声でつぶやくと、今度は少し安心しながら目を閉じて深い眠りについた