【完結】クールなクラスメイトが私のペットになりたがる話【kyng】 (ページ32)

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お泊り初心者ページ32

ゲームも一区切りつき、気づけば18：30になっていた

小柳「そろそろやめるか」

『そだね。疲れた～』

小柳「風呂どうする？家戻って入ってくる？」

『うん。その予定なんだけど、、、』

そこで私は重大なことに気づいた

『ちょっと待って、今日うち確か私以外の家族でご飯食べに行くとか言ってたんだけどまさかもう行ってるなんてことないよね？』

小柳「やばくね？18：30ならもう行ってるかもよ」

『ちょっと確認してくる！！』

私は玄関から向かいの自分の家の方を見る

お父さんの車がない。つまり、、、

『もう行ってるっぽい』

小柳「マジか。どうする？」

『うーん、、、念のため下着は持ってきてるけど、着替えはないなぁ』

小柳「じゃあ、ちょっとデカいかもだけど俺の着る？そしたら風呂問題は解決じゃん」

『いいの！？じゃあ、そうさせてもらいたい！！』

小柳「ん。ドクター、先入ってきていいよ。俺、片づけとかあるから」

『わかった。』

そうして私はお風呂場へと向かった

クラスメイトの家のお風呂ということもあり少し抵抗もあったけど、そんなこといちいち気にしていたらお泊りなんてやっていけないかと思い、入ることにした

いつの間に沸かしていたのかお風呂の桶には湯がたまっており、入ると一日中ゲームをしてたまった疲れが全部とれるような気持ちよさだった

小柳が貸してくれた服を着てリビングの方へと向かう

小柳「あ、ドクター」

『お風呂ありがとう。度々ごめんなんだけど、ドライヤーってある？』

小柳「あぁ、あるけど、、、そうだ！」

小柳は何か思いついたような表情をしてドライヤーをセットした

ま、まさか、、、

小柳「ドクター、髪乾かしてあげる。こっち来て」

と言ってきた

いや、ですよね。なんとなく予想してましたよ

まぁ、ここで断っても仕方がないし、これもお泊りの醍醐味だということで小柳の前に座った

『お願いします』

小柳「はーい」

小柳は慣れた手つきで私の髪を乾かしていく

うまいな、、、普通にすごい

結局、普段私が自分で乾かすときよりも綺麗になった

『小柳、すごいね。ありがとう』

小柳「ん。じゃあ、俺風呂入ってくるから」

『わかった。じゃあ、私は夜ご飯の準備しとくね』

小柳「よっしゃ！楽しみにしてる」

そして私たちはそれぞれの持ち場へと向かった