【完結】クールなクラスメイトが私のペットになりたがる話【kyng】 (ページ26)

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Dyticaとの自己紹介からみわは星導くんに鑑定のことを教えてもらっているらしく、最近では師匠と呼んでいる

まぁ、お互い全然鑑定についてわかっていないらしいが、、、

お題を取った星導くんはこちらへと向かってきた

あれ？デジャブ？

星導「みわさん、申し訳ないのですが少しついてきてもらえませんか？」

みわ「あー、まぁ師匠がいうなら、、、おっす、行きましょう」

星導「そうだ！おぶっていかないといけないっていう条件付きなんですけど、、、おんぶされてくれません？」

みわ「え、、、わ、かりました、、、」

最初は行く気満々だったみわもおんぶされると聞くと顔を真っ赤にしていた

意外と可愛らしいところもあるんだよなぁ、、、

そうこうしているうちに私は一人になってしまった

借り物競争メンバーの待機所では第五走者である叢雲くんが準備をしている

実行委員「それでは第五走者、よーいドン！」

一斉に駆け出す第五走者、特に叢雲くんはダントツで速かった

叢雲くんはお題を見るときょろきょろしはじめ、やがてこちらを見て思いっきり走り出した

いや、さっきも見たぞ。この景色

叢雲「Aちゃん、その水筒貸してくれへん？持って行かなあかんのんよ。飲んだりはせんから安心して」

そういいながら叢雲くんは私のマ〇メロ柄の水筒を指さした

『持っていくだけなら別に、、、全然いいけど』

私は叢雲くんに自分の水筒を渡した

叢雲「ありがと」

彼はそう言い残してゴールへと向かっていった

叢雲くんのお題はおそらく物を持っていく系だったんだな、、、

結局1人じゃん。何やってんだ、私

寂しさを感じながら始まった最終ターン

各クラスのアンカーに選ばれた精鋭たちが準備運動をしている

『やる気がえぐいな、、、』

うちのクラスのアンカーである小柳も例外ではない

実行委員「それではついに次が最後の走者です！よーいドン！」

さっきまでとは比べ物にならないほどの速度でアンカーたちがお題の書かれた紙に飛びついていた

皆、自分のお題をさっさと見るとそれに合う人間のところへ走っていく

小柳ももうどこかへ向かったらしく、見えなくなっていた

『小柳、、、来てほしかったな、、、』

そんなことを呟いたその時、

小柳「言われなくても来てるけど？」

『！？』

小柳は後ろからまわってきていたらしく、背後から私に声をかけてきた