【完結】クールなクラスメイトが私のペットになりたがる話【kyng】 (ページ22)

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突然の雨ページ22

あれから時間がたち、もう下校時間となっていた

あずさとみわは帰る方向が逆なので一緒には帰れない

今まではそのような理由で1人での下校を余儀なくされていた

でも、今は違う

小柳「ドクター、一緒に帰ろうぜ」

最近は小柳が1人で帰るのは危ないという理由で一緒に帰ってくれる

優しいんだよなぁ、、、

私たちは2人で生徒玄関へと向かった

そして現在、、、

　ザ――――ッッ

小柳「雨だな」

『雨だね』

私たちが生徒玄関につき、靴を履き替えて学校を出ようとしたその時、いきなり雨が降ってきたのだった

なんて運がないんだ、、、

小柳「くっそ、だりぃな。今日は天気予報晴れのはずだったぞ？傘なんて持ってきてねぇよ」

『うーん、、、あっ！私折り畳み傘なら持ってるよ！』

小柳「天才かよ！？それ使えばいいじゃん！」

『うん！でも、小さいから小柳入れるかな？』

小柳「あー、、、じゃあ、俺はいいからドクターだけ傘さしておきなよ」

『え！？それは絶対にダメ！風邪ひいちゃうじゃん！それに、私がさしてて小柳は濡れたままなんてなんかいじめてるみたいだし！誤解を招くから！』

小柳「つまりドクターは多少狭くても俺と相合傘がしたいと」

『ちがう！違うから！もういい！帰る！』

小柳「あははｗごめんって！入らせて～」

そんなこんなで私たちは小さい折り畳み傘で相合傘をするという少女漫画のような展開になってしまった

ちなみに、小柳が傘を持ってくれてる

小柳「ドクター、大丈夫？濡れてない？もう少しこっち寄ってきてもいいけど」

『いや、大丈夫、、、』

異様に距離が近い。こんなところ小柳ファンに見られたら56される、、、

ていうか、ホント顔整ってるよな、、、

しかも、傘を若干こっちに傾けて私が濡れないように気を使ってくれている

行動からイケメンとか、、、モテるわけだ

『・・・どうでもいいか』

小柳「なんか言った？」

『いや、なんでもない』

そのまま小柳は私の家の前まで送ってくれた

家に着くと私は小柳にメールを送った