【完結】クールなクラスメイトが私のペットになりたがる話【kyng】 (ページ3)

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は？ページ3

小柳「なぁ、俺をお前の犬にしてくれないか？」

彼の衝撃の一言に私の思考は一瞬停止した

『は？』

私の間抜けな声だけが教室に響く

小柳「だから、俺をお前の、、、いや、ドクターの犬にして下さい！」

『いやいや、何言ってるんですか！？ていうか、ドクターって何！？』

小柳「ははｗパニクってるドクターもかわいい。」

『なっ！何を言い出すんですか！ちょっとほんとに大丈夫ですか？熱でもあるんじゃ、、、』

小柳「もし熱があったらドクターは何してくれるの？」

『え！？いや、えーと、、、』

私があたふたしていると教室に1人の男子生徒が入ってきた

星導「朝から何やってるんですか？小柳くん、Aさん」

彼の名前は星導ショウくん

小柳くんを含む陽キャ男子グループの一員でこれまたモテる男

あまり話したことはないけど悪いうわさは聞かないし、そんなにぐいぐい来るタイプでもないのであまり気にしてはいない

『あっ、ちょっと星導くん助けてくれない？小柳くんの頭がおかしくなっちゃったみたいで』

星導「あぁ、それは元からですしほっといてもいいですよ」

小柳「お前、死にてぇのか？」

星導「やれるものならどうぞ」

前言撤回。こいつ、めちゃくちゃ人を煽る

『あの、、、ケンカは良くないですよ～、、、』

あっ、ダメだ。私の声なんて全然届いてないや、、、

すると

伊波「ちょっと～！2人とも朝からケンカしないでよ～！Aさん困ってるでしょ～！」

という声が聞こえてきた。

彼もさっき言った陽キャグループの伊波ライくん

優しいし気遣いもできてちょっと子供っぽい感じもあるなんだかかわいい子だ

彼を見ていると弟を思い出すんだよなぁ、、、

小柳「ッチ、、、今回はライとドクターに免じて許してやるけど、次はねぇからな」

星導「えぇ。まぁ、どうせ小柳くんではぼくに手も足も出ないでしょうがね。」

小柳「あ゛？」

伊波「も～！ストップストップ！！」

伊波くん大変だな、、、

するとまた1人新たな生徒が入ってきた

叢雲「なんや？えらい騒がしいな？」

伊波「カゲツ～！助けて～！もう、この2人の喧嘩が止められなくて～(泣)」

叢雲「まーたお前らか。もうこいつらはどうしようもないんちゃう？w」

そう言って笑うのはこれまた噂の陽キャグループの叢雲カゲツくん

しっかりしてそうだが意外と天然なところもあるらしく、女子からはよくギャップ萌えなんて言われている