【完結】クールなクラスメイトが私のペットになりたがる話【kyng】 (ページ18)

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熱中症ページ18

休憩時間も終わり、小柳を除く玉入れメンバーは練習を再開した

小柳は他にもいろいろな種目に出るのでそっちの練習に行ってしまったらしい

でも小柳がいないと玉が全然入らない

やっぱすごいんだなぁ、、、

そんなことを考えながらカゴに入らずこっちに落ちてくる玉の1つを拾ってカゴに投げ入れる

まぁ、入ってないんだけど、、、

すると急に足元がぐらついた

なんだかくらくらする

立っていられない感じ

急に、、、なんで、、、、、、

そこで私の意識は途切れた

目が覚めるとあまり見慣れない天井が見えた

『・・・ここは？』

小柳「保健室だ」

『！？』

小柳「そんなに驚くことないだろ。ていうか、ドクター自分が何でここにいるかわかる？」

『保健室？なんでだっけ、、、？』

小柳「玉入れの練習中にいきなりぶっ倒れたんだよ。ホント、驚きすぎて心臓止まりかけたわ」

『え！？私、倒れたの！？そういえば、なんかふらついてきて、、、そのまま、、、』

小柳「あぁ、熱中症だってよ。水分補給とかちゃんとしろって実行委員も言ってたじゃん。玉入れメンバー全員大騒ぎだったんだぞ」

『マジで！？どうしよう、、、後で全力で謝らなきゃ、、、土下座しないと、、、』

小柳「そこまではしなくていいよ。ちなみに、ドクターを保健室まで連れてきたの俺なんだけど、、、」

『そっか！ありがと、小柳！』

小柳「ん」

小柳にお礼を言うと、彼は満足げに微笑んだ

『あれ？でも、私倒れてたんだよね？連れてきたってどうやって？』

小柳「それはもちろんお姫様抱っこだろ」

『！？』

小柳「驚くことでもないだろ。急いで連れて行かないといけないんだからそれくらいするって。まぁ、ドクター限定だけど」

『いやいやいや、そういう問題じゃないって！クラスメイトの前でお姫様抱っこされるとかどんな罰ゲーム、、、私の高校生活終了だ、、、』

小柳「そんなに？でも、ドクター重たくなかったよ。むしろ軽すぎてちゃんと食べてんのかなって思うくらい。腰も細いし、、、」

『あ゛ー！！！お姫様抱っこしてみた感想はいいんだよ！恥ずかしいな！』

小柳「お姫様抱っこそんなに恥ずかしかったの？全く、ドクターかわいいんだから」

『ふざけんな！かわいくないし！ばーか！！』

小柳「煽り方が小学生、、、」

『うるさい！まさか、私が目を覚ますまでになんか悪さしてないよね！？』

小柳「それはどうかな」

『はぁ！？』