クラス練習 ページ17
今日はクラス練習の日
私は事前に決定したメンバーと玉入れの練習をしている
基本的に陰キャ系ばっかだし、やりやすいな〜と思っていた
1人を除いて、、、
小柳「ドクター、見て!俺、めっちゃ玉入れれた!」
『そっか〜!よかったね〜!(棒)』
私と一緒な種目がやりたいというわけのわからない理由で陰キャのオアシスである玉入れに出ることになった小柳
種目決めのとき、Dyticaのメンバーは問答無用でクラス対抗リレーと借り物競争の出場を決定させられていたが、小柳は私が出ないという理由で全力で拒否していた
どうにか小柳を説得して首を縦に振らせることが出来たが、ホントに面倒だった
足元の玉を1つ拾ってカゴへと投げてみる
だが、1つも入らなかった
〜休憩時間〜
小柳「ドクター、お疲れ」
『小柳こそお疲れ。玉入れすごいね。無双してたじゃん』
小柳「だろ?俺が玉入れで史上最高得点とってやるよ」
『何それ!玉入れにそこまで本気な奴、小柳以外いないよ〜!w』
星導「あれ?お2人ともこんなところにいらっしゃったんですね。玉入れはどんな感じですか?」
『あっ、星導くん!順調だよ〜!小柳が強すぎて、私たちなんもしてなくても勝手にカゴに玉が入ってさ〜』
楽しくなって星導くんに話していたその時、
小柳「ドクター、俺がいるのに他の男にそんなかわいい笑顔見せないで。」
と小柳が言って私を自分の胸元に抱き寄せた
小柳の体操着にしみ込んだ汗のにおいと若干の柔軟剤のにおいがする
星導「あれ?小柳くん嫉妬ですか?小柳くんは普段あんな風に話してもらえないのにw僕と話すときのAさんはいつもあんな感じですよ?」
小柳「あ゛?お前、ふざけんなよ?」
また喧嘩が始まりそう、、、
止めたいけど、小柳の胸元に顔を押し付けられて話せない
いや、逆にこっちから抱き着いてみるか
暑くて頭もよく回らなくなった私は小柳の背中に腕を回した
小柳「え?ど、ドクター?急にどうしちゃったの?」
星導「え?Aさん?」
『何?文句でもあります?』
少し恥ずかしくなった私は顔を真っ赤にしながら強がってそんなことを言った
まぁ、言い合いも収まったしこれはお手柄だろう!(強引)
もう二度とこんなことしないけど、、、
このあと、めっちゃ喜んだ小柳にもっと強い力で抱きしめられて抜けれなくなったのはまた別のお話、、、
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作者名:真島藍 | 作成日時:2024年1月2日 22時