【完結】クールなクラスメイトが私のペットになりたがる話【kyng】 (ページ16)

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一難去ってまた一難ページ16

クラスのDytica過激ファンの皆さんに絡まれていたところを颯爽と現れたDyticaのメンバーに助けてもらった私こと天野A

あの後、しっかり4人にお礼を言って何故私の居場所が分かったのか聞いてみた

すると伊波くんが

伊波「ロウがここにいるって言って、行ってみたらほんとにいた」

と言った

なんで分かるの？GPSでもつけられてる？

まぁ、そんなことはどうだっていい

こんなことを考えてはいるものの、今はクラスのSHRである

そして、今回の議題は

【体育祭】

ついにこの時が来てしまったか、、、

この学校の体育祭はとにかくすごくて毎年規模が尋常ではないらしい

だがしかし、私のような運動音痴には体育祭なんて一番の天敵である

種目決めの時間なら尚更、、、

実行委員「では、玉入れに出たい人～！挙手～！」

『(挙手)』

こういうのは目立たなくて、なおかつそんなに注目されない玉入れをするのが一番である

他にもこのクラスの数少ない陰キャ仲間たちが玉入れに手を上げている

欠席している友達も自動的に玉入れになっているようだ

まぁ、あいつらも陰キャだし玉入れがむしろありがたいだろうな、、、

そんなことを考えていたその時、

小柳「は～い。俺も玉入れ出る～」

『！？』

絶対体育祭ガチ勢そうな小柳が玉入れに立候補した

いや、なんで？おかしいだろ？お前、ケンカ売ってんのか？(そんなことはない)

小柳なんて運動神経良いし、陽キャなんだからリレーとか借り物競争とかああいうのに出なきゃいけない人でしょ！

なんで玉入れなんか、、、

もしかして私か？私が玉入れやるって言ったからか？

いや、それはさすがに痛い妄想ってやつか。ないない、、、

小柳「ドクターと同じ種目に出たい」

『！！！？？？』

まさかの大正解

痛い妄想が、、、現実になってしまった、、、(泣)

ていうか、そんなことクラスの中で言うなよ！そんなこと言っちゃったら、、、

クラスメイト「(じ―――っ)」

ほら！私に視線が！冷たい視線が降り注いでるって！怖いよ！もう泣きたい、、、

実行委員「じゃ、じゃあ、玉入れは今手を上げているメンバーでお願いします」

実行委員の子もちょっと戸惑ってるって！なんかほんとに申し訳ない！！

そのあとも種目決めはどんどん進められていった

ちなみに、Dyticaのメンバーは全員体育祭の花形種目であるクラス対抗リレーと借り物競争に出るらしい

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