【完結】クールなクラスメイトが私のペットになりたがる話【kyng】 (ページ13)

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一応、クラスではクールな奴というイメージがつけられているのにこんなところ見たら彼女は幻滅するだろうか

だが俺のそんな心配はただの杞憂に過ぎなかった

『あの、、、大丈夫？私ばんそうこう持ってるからよかったらあげるよ。あ、その前に傷口洗ってきて！』

彼女の綺麗な顔が俺の目の前にある

女神だ、、、

俺の思考は一瞬停止したが、すぐに返事をして彼女に言われた通り傷口を洗ってきた

絆創膏を渡してくる彼女

だが、このチャンスを逃すわけにはいかない

俺は半ば強引に彼女の前に傷口を突き出して絆創膏をはってもらった

少しめんどくさそうにしていたが、きれいに貼ってくれた

・・・嬉しい

お礼の一言くらいないとなと思い、口を開こうとしたその時だった

『いたいのいたいのとんでいけー』

！？

彼女は今の言葉を無意識に言ってしまっていたらしく、慌てたように言い訳している

だが、そんな言い訳は俺には届いていなかった

気になっている女子からいきなりそんな可愛らしいことを言われて正気でいられるわけがない

そして俺は直感的に感じた

　

【これは運命だ】

そして思い切って俺は彼女に自分の気持ちを伝えた

小柳「なぁ、俺をお前の犬にしてくれないか？」

動揺している彼女

だが、俺にはただ愛おしいとしか感じられない

この人の傍にいたい

この人に愛してもらいたい

この人を守りたい

もうこれは愛なんて中途半端なものではない

きっと俺は狂ってしまったんだろうな

彼女からしてみれば初めて話しておかしなことを言ってきた変態だろう

でも、俺はずっと前から君のことを見ていた

君のことを調べて、観察して、ずっとずっとこの時を待っていたんだ

彼女は飼い主にはならないと言った

だが、俺はあきらめない

君が俺を認めてくれるまで、俺はずっと君から離れないから

嫉妬→←？？？