71 kei side ページ23
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裕翔「久しぶり」
差し出された紅茶から
ほんのりと甘い香りが立ちのぼる
侑李「さぁ、好きな席に座って」
慧「どうもー」
何の気なしに 1番窓際のソファに座り
受け取った紅茶を口に含む
ん、いい香り
俺の好きなバラの香りだ
侑李「あは、やっぱり そこなんだね」
慧「え?」
侑李「いや、いろいろ忘れてても 体は覚えてるんだなって」
慧「忘れて… る?」
侑李「そうだよ、はやく思い出してよ」
慧「………」
この2人は 俺を知ってる
目の前に靄がかかったような嫌な感じ…
何かを思い出そうとすると 頭の奥がキンと痛み
身体中が拒絶する
慧「……っ」
本能が逃げろと指令を出してる
でも、
変だな
上手く 動けない…
… 早くAを連れて帰らなくちゃいけないのに
Aを…
侑李「おやすみ」
視界が歪むと同時に
手からカップが離れ
辺りにバラの香りが広がった
………………………
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いのラブ - めちゃくちゃ好みです!他の作品も読ませていただきますね! (2020年10月6日 20時) (レス) id: 4d3ba2bd42 (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - わくわくさん» コメありがとうございます!ゆるゆると進めていきますので、また遊びに来てくださいね☆ 嬉しいです♪ 頑張ります(^_^) (2016年11月26日 11時) (レス) id: 6606026074 (このIDを非表示/違反報告)
わくわく - この作品、大好きです!更新頑張ってください!!楽しみにしています(^ ^) (2016年11月26日 11時) (レス) id: 5026814930 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みさき | 作成日時:2016年11月22日 2時