�� ページ36
なぜだろう。
いつも見るICU。そこに信頼する同僚が眠っているというだけで、雰囲気がこうも凍るものなのか。
藍沢は翔北に運ばれ、カテーテル治療をうけ一命は取り留めた。
ただ意識がまだ戻らない。挿管されたままの、目をつぶって、嫌味一つ言わない藍沢を誰も見たくはなかったはずだ。
白石と名取はスタッフルームで緋山達に取り調べを受けた。
緋山「ということは、1ヶ月も前から藍沢は体調不良に苦しんでたの？」
名取「そういうことになります。」
藤川「俺たちに内緒にした理由は？」
白石「藍沢先生がいうなって。心配かけたくないからって。」
冴島「でも、白石先生と名取先生には言った。」
名取「僕はたまたま聞いちゃったんで協力することに.....」
緋山「白石？あんた私が心房細動で苦しんで、カテーテル治療悩んでたとき必死に説得してきたじゃん！藍沢は？なんで？」
白石「藍沢先生は狭心症だったから、定期的に検診は受けさせたし、ニトロを私と名取先生も持つことで、悪化は防いでたの。」
緋山「でも、今回そうなった。隠し事はよくないよ。あの藍沢が倒れたんだよ？心臓が飛び出るかと思った。二度と隠し事はなしにしよう？藍沢が目を覚ましたらみんなで説教なんだから。」
藤川「優しくな。」
冴島「余計なこと言わない。厳しくです。藍沢先生はなんでも隠し事するから一度ビシッと言わないと。」
名取「意識が戻ればいいんですけど。」
緋山「どうだったの？」
白石「翔北到着直前にCPAで心マしながら初療室に運んだ。すぐにカテーテル治療して除細動かけて心拍は再開したけど、20分心臓が止まってたことになる。なんとか一命は取り留めたけど、脳に血流がいってない時間があるから、どこまでダメージがあるか。意識さえ戻れば、わかるんだけど。」
藤川「とりあえず藍沢の回復力を信じるしかないってことだな。主治医名取！」
名取「僕でいいんですか？」
藤川「今の藍沢をよく知ってるだろ？頼むな。」
緋山「私もフォローするし、あの藍沢だから。回復するって。」
名取「はい。わかりました。」
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つばき(プロフ) - ももさん» 誤字ですね (2021年5月14日 18時) (
レス) id: 36e19ce4cb (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - いちをってなんですか？ (2021年5月14日 10時) (レス) id: 1fb0d8a2eb (このIDを非表示/違反報告)
TS - 藍沢かっこいい(めちゃくちゃ) (2018年11月4日 12時) (レス) id: d8792c2443 (このIDを非表示/違反報告)
ユイ - 最後のコメント、話しす。になってますが話す。正しくは話す。です。すみません！リクエストの了承ありがとうございます。楽しみにしてます。 (2018年9月26日 22時) (レス) id: a6dbc40d34 (このIDを非表示/違反報告)
つばき(プロフ) - ユイさん» 了解です！頑張ります (2018年9月26日 22時) (レス) id: 52d4b12dcb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つばき | 作者ホームページ：http://www.jump /hunny
作成日時：2018年8月21日 23時
