7 ページ44
1週間後
マサイside
マサイ「シルク、早く起きてくれよ。俺まだ話したいことあるんだからさ。明日お前楽しみにしてたアスレチック行く予定の日だぞ?」
プシュープシュー
無情にも呼吸器の音と機械音だけが響いていた。
モトキ「マサイ〜。そろそろ寝たら?」
マサイ「シルクが起き、、、あっ。シルク?」
手がピクピク動いてる
モトキ「すいませーん。手が動いてます。」
すぐに医者と看護師が来る。
「絹張さーん。分かりますかー?わかったら、手を握ってー。」
弱々しくではあるが握り返したため、口に入っていた管を抜いた。
俺とモトキは外から見ていた。待ってる間に他のメンバーも揃った。
医「いいですよ。入って。」
恐る恐る入ると口の管がなくなったシルクが酸素マスクをつけてこっちを見ていた。
モトキ「シルクわかる?」
シルク「わからないわけないだろ?モトキ。マサイは?」
マサイ「シ、シルク。ごめん、俺のせいで。」
シルクは一息おいて、
シルク「寝てた間夢を見ていたんだ。毎日毎日友達が一人ずつ俺の前から消えて行くんだ。」
ダーマ「なんだよそれ。」
シルク「俺は夢だってわかってるのに起きれなくて。すごく苦しかった。俺一人になるんだ。とおもて。でも、マサイが、、夢でのマサイが言ったんだ。」
シルク「一回離れてもまた戻ってくる。それが友達だ。不安がることは、うっっ。ぐすん(T_T)ないって。」
シルクは大粒の涙を流しながらこう続けた。
シルク「死ぬのが怖かった。はぁはぁ、ん、一人になるのが怖かった。よかった。みんながいて。俺はまだみんなといていいんだよな。マサイのおかげだ。そして、みんながいたから、俺は起きれた。ありがとな。」
他の6人泣きながら
「シルク〜(;_;)」
抱きついた。
シルク「気持ち悪 笑 ありがとう。」
シルクは1ヶ月以上入院を余儀なくされたが無事退院し、楽しみにしていたアスレチックに1ヶ月遅れで行くことが出来た。
マサイは毎日リハビリに付き添いながら自らの心のリハビリも終えたようだ。
俺らは7人でフィッシャーズ。
そう実感出来る出来事だった。
89人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ウオタミminmin - めっちゃ面白いです! リクエストで,ぺけたん が呼吸困難,1時間以上もトイレに閉じこもり,シルクが背中をさすってる状態,ぺけたん は,腹痛ではなく,吐き気だけ。っていうかんじがいいな (2019年12月31日 20時) (レス) id: 3ffe9d88b8 (このIDを非表示/違反報告)
つばき(プロフ) - じゃっきーさん» ありがとうございます!容量がいっぱいになりそうなんで5の方でまーくん到来第3弾を書きたいと思います!お楽しみに! (2018年7月27日 22時) (レス) id: d1f0b9c34b (このIDを非表示/違反報告)
じゃっきー(プロフ) - いつでも待つので久しぶりにまーくん(甘えるマサイくん)見たいです!!シチュエーションはお任せします!お願いします! (2018年7月27日 18時) (レス) id: 987e55191f (このIDを非表示/違反報告)
魅津(プロフ) - ありがとうございます!大丈夫です!! (2018年7月22日 22時) (レス) id: 6bba8c6a8a (このIDを非表示/違反報告)
つばき(プロフ) - 砂川晏慈さん» わかりましたー!リクがたまってるため、5でのリクエストになると思います!しばしお待ちくださいませ (2018年7月22日 18時) (レス) id: d1f0b9c34b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:つばき | 作成日時:2018年5月15日 16時