あの人の秘密2【wrwrd！】 (ページ31)

今日:1 hit、昨日:8 hit、合計:53,024 hit

秘密2‐31 ページ31

*ﾟ

イフリートを部屋に入れ濡れたタオルで足を拭く。そして伸びてきた爪を専用の爪切りで切る

ほんまじっとしてくれて嬉しいわ...

『...よし、終わり。頑張ったなぁ』

わしゃわしゃと撫でると擦り寄ってくる。

『なぁ、イフリート。シャオロンたち上手くいったかなぁ。』

そう言うと上手くいったでしょ、と言いたげに鳴く。

『イフがそう言うなら間違いないな。
茶化しに行きたいなぁ...w』

ソファーを背もたれにイフリートを撫でている。後でまた痛なるなぁ...なんて思いながら襲ってきた睡魔に身を委ねた

*ﾟ

『...ん...ぁ』

目を覚ますと脳がさっきよりスッキリしていることに気づいた。メガネをかけ、マフラーを......

『ん？』

マフラー、マフラーがない。どこいった...！？

『シッマ達か？』

いや、あいつらがそんなことするわけ...ないとは言いきれないが多分ゾムが渡したであろう書類でやられとるはず。

え、じゃあゾム？

『まっさかぁ』

『あったわ』

ゾムじゃないであろう、そう信じてゾムのところに行ったが、ゾムだった。

それに首に巻き付けて寝ている。チャンスなのでは？

『1枚だけ...』

パシャリ1枚撮る。

めっちゃかわええわ...。なんで俺のマフラーつけてんねん...！今日の料理担当俺とゾムなんやけど...こんまま連れてこ

『イフリート、ゾム運ぶけど...お前も来るか？』

「わんｯ！」

『よし、いこか。』

ゾムを抱き上げ部屋を出る。軽いなぁ...。あの食べる量はどこに消えたのやら...

こういうのって、本人が寝てるからできることだよなぁ！多分起きてる時には絶対無理。恥ずか死ぬ。今も恥ずかしいけど

食堂のドアを開けると誰もいなかった。

『お、俺ら1番やな。』

ゾムを椅子に座らせる。そうするとイフリートは膝に顎を乗せる。いつもの事やなw

『ちゃっちゃと終わらすか...』

バカでかいキッチンに行き、今日使うものを取り出す。一応朝に下ごしらえは終わらしてあるからあとは焼いたり煮たりするだけ。

料理をするのを終わらせて約1時間半、みんなが集まってくる中、ゾムは起きたらしい

zm「...？」

gr「おはようだな、ゾム」

zm「おはよ......？あれ...いふ...？」

まだ覚醒しきれてない頭で色々考えているゾム。やっと目を覚めたのか、机の下に隠れた。照れ隠しやな

『何隠れてんねんwww
ほれ、もう食べるでw』

zm「なんで起こしてくれやんだん？！」

『自慢するため？』

zm「アホ！」