あの人の秘密【wrwrd！】

添い寝 ページ43

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真夜中、トン氏から貰った(奪った)資料をやっていた

絶対俺がこれ貰わんだら寝れてへんだやろなぁ...

まぁそれでもやろうとしていたトン氏をベットに投げて無理やり寝させたんやけどな！俺偉いやろ？褒めてええで！！

ほんで...
『どうしたん、大先生』

u「ゾム...」

少し顔色が悪い
もしかして毒でも盛られたか...？

u「...怖い夢見てん...。一緒に寝てもらってええ...？」

あぁ、そういうことか

『ええよ。一緒に寝よか』


大先生はよく悪夢に魘されることが多々あるらしい
それを収めるのは大体俺がシャオロン
なんか雰囲気が落ち着くらしい。


u「ありがと...」

『...おー』

やっぱお礼されるんなれやんなぁ...笑

俺は電気を消し布団に潜り込み隣をぽんぽんと叩いた
そうすると大先生はすすすーっと隣に入ってくる

ふんわり、大先生からいい匂いがした
ラベンダーのような、そんな匂いが


なんか、今日は距離できてんな
どしたんやろか


『大先生、大丈夫か？』

u「...うん、大丈夫やで。」

『...嘘やろ、大先生。』

嘘つく時の癖でてんで？

u「ぅー...ゾムにはバレバレかぁ」

『...なんか言えやんこと？』

u「言えやんことではないんよ。

でもな...、話すんが辛いねん...。」

『辛い...か。

そんな怖い夢やったん？』


優しく頭を撫でながら聞くと大先生はコクリと頷いた

『そっかそっか...。

辛いなぁ...、よう頑張ったなぁ...』

u「ちょっ、ゾム...！？」

俺は大先生を抱き寄せ
母親がやるように頭を撫でながら背中を優しくトントンする

今の俺じゃ、こんなんしか出来やんのが悔しいなぁ...

u「...ゾムの柔らかいおっ〇いが顔に当たってんねんけど」

『んー...別に今日ぐらいはええわ。特別や特別』

ラッキースケベやな
そう言うと大先生は笑いだし俺を抱き締め返した

少し胸元が湿っている気がするが、まぁいい
大先生がそれでゆっくり寝れるのなら...


u「...おやすみ、ゾム」

『ん...。おやすみ、大先生』





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朝起きると大先生は俺にピッタリとくっつき寝ていた

『...かわええ所もあるんやなぁ...』

大先生の寝癖ではねた髪を撫でながら起きるのを待つ

多分起きやんやろうけどな
目の下の隈酷かったからここ数日寝とらんだんやろな

『...2度寝しよ』

大先生の寝息聞いてたら眠たなってきたわ...。

布団をかけ直し目を閉じる


あまりにも遅いから起こしに来たコネシマによって俺の2度寝は諦めることになった

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