あの人の秘密【wrwrd！】

秘密17 ゾムの過去 ページ18

看護師さんがわざわざ目を覚ましたという連絡くれて

またあの国に行くと緑くんが暴れていた


そんときの荒れようはやばかったな…


なんで死なせてくれやんだんとか

生きとる意味なんかないのにとか

ゆーてたな…


『…じゃあ、緑くんに生きる意味教えたる

死にたいとか思わせやんようにしたる

やから…僕たちのところこやん？』

「知らんやつの…ところいけと…？」

『あぁ、そーゆーことね…

僕ですぅ、鬱ですぅ。大先生って呼んでな？』

「えっ…？」


知らんやつってことは知っとけばええんやろ？


o「オスマンめう〜。マンちゃんとか気軽に呼んでなぁ」

「め、めう…」

t「トントン。呼び方はなんでもええで」

「おう…」

g「グルッペン・なんちゃらだ」

「…は？」


ガチトーンの緑くん


おもろいわーwwww


『グルちゃんとかでええと思うにw』

「…そっ…」


ふいっとそっぽを向く


可愛いげないなぁ


g「さて、これで晴れて俺達は知り合いだ

だからきてくれるな？」

「…俺は…忌みの子や、悪魔の子や言われ続けてきた

そんな俺でもええん…？裏社会にまで手ぇ染めてきた

お前ら殺されるかもしれへんねんで？」

g「その心配はない

俺らは強いからな」


自信満々にいうグルちゃん

ある意味尊敬するわ…


するとその子は吹き出し声をだし笑った

なんや、笑えるやん


「んふっwww

ええなぁ、それ。ええで、お前らについてったる。」

g「よしっ！

では誓え！一生俺たちについていくと！！」



ベットから降りグルちゃんの前に膝まつく



「…ハイル・グルッペン」



新しいおもちゃを見つけたかのように笑う二人



はたから見たら変人だな…←

秘密18→←秘密16 ゾムの過去

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す