僕の気持ち1 ページ29
4機捜分駐所
『なんでこうなったんだっけ…』
誰もいない分駐所で私の声が響き渡る。
それすらも気にすることができないくらい、昨日いろいろなことがありすぎた。
＊＊＊
中堂さんに解放された後、腰を抜かし、その場に座り込みそうになったところを久部さんに助けてもらう。
『あ、すみませ、びっくりして』
久部「俺もめっちゃびっくりした…」
さっきまで座ってた椅子に座らせてもらったら、みんなもこっちに来てくれた。
東海林「大丈夫？！Aちゃん」
『はは、大丈夫です』
桔梗「大胆ね、彼」
三澄「すみません、変な人なんです」
桔梗「そう？嫌いじゃないけど」
ハム「え、桔梗さんああいう人タイプ？」
東海林「はい！私ちょっとキュンとした」
久部「東海林さんてわりと強引な人好きですよね」
みんなが話しかけてくれたことで、だんだん気持ちが落ち着いてくる。
中堂さんのことを考えながらも、みんなと話を続けていると、ちょっと離れたところで何か話してる志摩さんと伊吹さんと目が合った。
『(わっ)』
話が終わったのか、こちらに近づいてきて、私の前にいた久部さんの肩に手をかける。
驚いた久部さんが場所を退き、座ってる私に目線を合わせるように2人が目の前にしゃがんだ。
『あ、あの』
伊吹「俺もう周りに気遣うのやめるね」
志摩「俺も、本心隠すのやめることにした」
『なんの、はなし』
伊吹「好きだよ」
『い、伊吹さん？』
志摩「好きだ」
『しし志摩さんまで、そんな急に』
志摩「返事は待つけど、これからは正々堂々いくから」
伊吹「よろしく、Aちゃん」
私の思考回路がショートして全く動けない。
志摩さんと伊吹さんが私のことを好き…？
ようやく回り始めた頭で今起こったことを理解すると、顔に熱が集中した。
＊＊＊
昨日のことを思い出してまた顔が熱くなる。
『次会うときどうしたらいいの…』
頭に残った2人の顔を思い出し、さらに顔が熱くなった。
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迷探偵(プロフ) - maidtoorder0707さん» コメントありがとうございます。大好きな作品と言ってもらえてとても嬉しいです…！まだ少しありますので、お楽しみください。 (2020年11月3日 19時) (
レス) id: 0c8a6fc1e0 (このIDを非表示/違反報告)
maidtoorder0707(プロフ) - ひええー！！選べません…！！が、大好きな作品ですので最後までしっかり見届けさせていただきます！(これからじっくりと先へ進みます…！) (2020年11月3日 19時) (レス) id: 911e108547 (このIDを非表示/違反報告)
迷探偵(プロフ) - りんさん» コメントありがとうございます。前に進むような進まないようなそんな狭間でいろいろなことが起こっていく、日常的であり非日常的な物語としてお楽しみいただけたら嬉しいです。これからも楽しみにしていただけたら幸いです。コメントありがとうございました。 (2020年11月1日 21時) (レス) id: 0c8a6fc1e0 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ぁぁぁあ中堂さんの大胆さすごく良いです……！！！！いいです………大胆な作戦に出る中堂さんとそれにまんまと乗っちゃう伊吹志摩の構図がとても好きです…………毎日ニヤニヤしながら見てます、これからも楽しみにしてます…！ (2020年10月31日 19時) (レス) id: fcebba2eb6 (このIDを非表示/違反報告)
迷探偵(プロフ) - maidtoorder0707さん» コメントありがとうございます。3人の絶妙な関係もきっと…この先は続きをお楽しみいただければと思います。思ったような結末にならないかもしれないですが精一杯書かせていただきます。コメントありがとうございました。 (2020年10月30日 7時) (レス) id: 0c8a6fc1e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：迷探偵 | 作成日時：2020年10月18日 17時
