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「いや、大丈夫だよい。・・それよりなんでお前はここに？」
この話を続けられるのは困るので話題を摩り替える
「私は・・昨日早く寝たからか目が覚めちゃって、少し外の空気吸いたいなって。」
「いつも散歩してんのか？」
「いつもでは無いかな、たまに。」
隣同士で岩に座りながら、海を見ているとなんだか不思議な気分だった。
なんてことも無い会話をしながらゆっくり朝日が上がって空の色合いが変わっていく。
「空、綺麗だね。」
「そうだな、もうそろそろ皆起きる頃だよい。」
立ち上がり、船へ戻ろうとマルコに言われるのを遮る
「マルコ！あのね、」
モジモジしながら、ゆっくりと思ってる事を伝える
「昨日は、ありがと。マルコのおかげで怪我も軽傷で済んだし・・その、私まだまだ弱いからマルコの技も受けきれないけど。それでも頑張って強くなるから！・・・だからこれからもよろしくねッ！」
不安そうな顔で話していたのに、最後は花が咲いたような笑顔で言われ
昨日あんなに悩んでたのが嘘みたいに心が晴れていく気がする。
「あぁ、俺の方こそ昨日は怪我させてごめんな。」
「なんでマルコが謝るの？私がちゃんと対応し切れなかっただけだよ！」
「それでも、ちゃんと謝りたかったんだよい。」
「なにそれー！」
マルコに送ってもらう道中笑い合いながら船へ戻るとうるさいのに捕まった。
「A！どこ行ってたんだよ・・って、不死鳥のマルコ！？お前Aを連れ出してどこ行ってやがった！！？」
「俺様の許可無しにAを連れ出すんじゃねェ！このスットンキョーめ！！！」
「あーはいはい、うるせーよい。じゃ、また後でな？」
「うん、後でね！」
この二人にも慣れた感じであしらうマルコは、流石としか言えない。
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翡翠(プロフ) - レイラさん» コメントありがとうございます！更新が遅く、お待たせしてすみません。合間を見て少しずつでも更新していけたら・・と思っていますので気長にお待ちいただけると嬉しいです！ (2021年6月1日 23時) (
レス) id: eb91599c2d (このIDを非表示/違反報告)
レイラ(プロフ) - 凄く続きが気になって1から読んできました！これからどうなるのか凄く気になります！笑更新頑張って下さい！ (2021年3月21日 14時) (レス) id: 3f1cc56245 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翡翠 | 作成日時：2020年7月3日 16時
