15 ページ16
記憶を辿ってくのは無理だと判断し、自分が2人。
それも過去と未来の自分が何故居たのかを考える。
同じ場所、同じ時間に子供の自分と大人の自分が存在するなんてあり得ない。
タイムスリップでもしない限り。
タイムスリップなんて出来る訳がない。
「出来ない。…あれ、もしかして。」
出来る訳がない事が悪魔の実では出来る。
子供の時と今より少し大人の自分。
決定的に違い、あり得ない事が可能…かもしれない原因ってもしかして悪魔の実の能力?
いや、でもタイムスリップはさすがに…。
「…あーダメ。これ以上考えてもラチがあかない。」
考えるのを止めリビングに行きご飯を食べながら両親と他愛もない話をする。
そして自分の部屋に戻って机の上や部屋中に散乱した本を片付けていく。
全ての本を片付け、ベットに腰掛け窓の外を眺める。
波の音と花を揺らす風の音が聞こえる。
目を閉じると一瞬ピカっと光が見えたので目を開ける。
(雷?…な訳ないか。)
空は晴れ、雲一つなく月と星が輝いている。
寝ようと思いベットに横になってふと机の上に目をやると箱の横に本が一冊。
「あれ?本、まだ残ってたんだ。」
全て本棚に直したと思ってたが一冊だけ忘れていたようだった。
面倒くさいなと思いながら体を起こし机へと歩く。
132人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
哀羅(プロフ) - めっちゃ面白い!更新楽しみにしてます!! (2020年7月3日 16時) (レス) id: 58bdaeccd2 (このIDを非表示/違反報告)
sunny(プロフ) - はじめまして!とっても面白かったです!タイムスリップものって大好きなんです!これからも頑張ってください(´∀`*) (2016年7月3日 11時) (レス) id: ec1d0032bb (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - アキラさん» 初めまして!コメントありがとうございます!理解してもらえて良かったです☆どう説明したらいいのか凄く悩んだので笑 続きも頑張りますのでこれからも宜しくお願いします! (2016年2月6日 21時) (レス) id: b9da2a2e9e (このIDを非表示/違反報告)
アキラ - はじめまして!面白かったです♪悪魔の実は同じ世界に~のところは最後の三行で理解しました(`・ω・´)これからの展開,楽しみにしていますので無理せず,頑張ってください!! (2016年2月5日 0時) (レス) id: 461d25ffba (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 自然の愛娘さん» 初めまして。コメントありがとうございます!更新不定期ではありますが頑張っていきます! (2016年1月26日 1時) (レス) id: b9da2a2e9e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:翡翠 | 作成日時:2016年1月23日 16時