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A『待ってかなっ…___』
彼方と言い終わる前に、ある3人の声がそれを防いだ。
真冬・96・美久「「「ストォォォォォォォォップ!!!!!」」」
彼方「ぐふっ…」
彼方はソファーの外へと投げ出され、その代わりにに真冬、96と上に乗ってきた。
A『お、重い…』
美久「彼方様ぁぁっ!!!」
彼方「がはっ…!」
彼方の上には美久が。
トドメの一撃だった。
真冬「大丈夫!?何もされてない!?もー!彼方!見てない所でそういう事しない!!」
96「見てる所でもそういう事しない!!!」
A『お、お願いだから、退いて…』
こいつら重い。
96ちゃんの重たさは感じないけど、真冬!!
おめぇーだ馬鹿!!!
真冬「はい、消毒しよ!はい、ちゅー。」
A『おおお願い、退いて…退い…退っ』
そして最後の力を振り絞って、
A『お願いだから出てってくれ貴様らぁぁっ!!!』
.
.
ー
A『え、嘘やだ。』
美久「何がぁ?」
何がぁ?じゃないから。この状況だよ。
ねぇやっぱり帰って来て。
せめて96ちゃん置いて出てって。
美久「もー…何で彼方様も真冬様もいなくなっちゃうの…?
はぁ、マジ卍…。」
それはどういう卍だ。
マジイラつくの方?
それとも意味がない方?
…はぁ…どっちにしろマジ卍。
A『…で…何のようですか。』
兎に角さっさと済ませたいので早口で、敬語で、失礼のないように接する。
だってめんどくさいもん。
美久「はぁ?特にないけど?」
A『ないの!?』
美久「真冬様と彼方様がアンタの家に入るの見たから態々入りたくないアンタん家に入ってあげてんの。」
A『え、考え方可笑しくない?』
予想外の返答で少々戸惑うが、咳払いをして気持ちを切り替える。
A『…じゃ、じゃあ、その、あれは?あの、録音したやつ。』
美久「あぁ、これ?」
スマホをポケットから取り出すと、にんまりと笑う。
「これがどうしたの?」とわざとらしく聞くと、ピシッと顔辺りに何か出来たような気がした。
.
.
ー
[[みいす]]さんが描いてくれました!
有難う!!!
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いるよ - 関係ないはずなのに、AftertheRainと繋がってる細かさが、とても好きでした。この作品が私は好きです。素晴らしい完結をありがとうございました! (2022年12月8日 21時) (レス) id: 7464634473 (このIDを非表示/違反報告)
牡丹一華。(プロフ) - あっっ、そらるさんver.……。 (2021年1月20日 16時) (レス) id: 463bf9fb63 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ - 申請はしました!ひなのという者です (2020年8月6日 11時) (レス) id: 2e2545cf28 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ - 申請はしました!ひなのという者です (2020年8月6日 11時) (レス) id: 2e2545cf28 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ - 凄く面白かったです!あの、恋乱やってますか?やっていたら姫友&くのいち仲間になって欲しいです! (2020年8月6日 10時) (レス) id: 2e2545cf28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:non x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/ryou/
作成日時:2017年11月25日 21時