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さてはて放課後。
Aと９６はいつも通り帰ろうと支度をする。
それもいつもより少し早く。
９６「出来た！？出来たなら早く行こう！捕まるよ美久に！！」
A『分かってる！ちょっと待って！
あ！筆箱どこだっけ！！』
９６「バックの中入れてたでしょ！？あーもう！」
ちょっと怒り気味な９６さん。
どんだけ山本っさんの事嫌いなの。
まぁ私も嫌いだけどね。
A『よし帰ろ！』
二人で走って昇降口まで行くと、いやーな人影が、一人…
二人…？
A『……それでも嫌な予感…。』
恐る恐る人影のいる場所を覗くと、案の定嫌な奴だった。
真冬「Aー！！」
彼方「もー、待ったんだからね。」
遭遇してしまった…。
山本っさんと同レベルの奴らと…。
９６「邪魔だてめぇら！！近づくならわしに許可を取れバカモン！」
A『許可も何もないでしょ！良いから！はい！どいたどいた！！』
上履きをしまおうと真冬達を退かし、外靴に素早く履き替える。
そのままダッシュで逃げようとしたが不可能だった。
A『…おい。』
Aは真冬に腕を捕まれ、９６は頭を上から彼方に押されて足止めされてしまった。
９６「お…前…押すな馬鹿！縮む！身長縮む！！
何なのお前！好きなの！？私の事好きなの！？」
彼方「ンなわけあるか。俺はA一筋だから。チビなんかに興味はない。」
チビに反応してムキになる９６。
それよりこっちもどうにかしなければ。
A『真冬、離して、何の用。』
真冬「家行くからね。出てね？
ピンポンするからちゃんと出てよ？？」
嫌だと返すと、「じゃあここでキスする。」と馬鹿な発言をした。
A『やれるもんならやってみな
って言いたいけどアンタ本当にするから言わない。』
真冬「…じゃあ出てくれる？家に入れてくれる？」
ん？
家に入れてくれる？
何言ってんのこいつ。
A『アンタの目的はパーカーだけでしょ。』
真冬「パーカーはおまけ。
メインはA。」
A『フザケンナヨ。』
真冬がてへぺろってするもんだからバックから筆箱出してもシャーペンでぶっ刺してやろうかと思った。
.
……ん？
でも待てよ…。
A『…うん、良いよ。家に上がらせてあげる。』
良い事思い付いた。
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いるよ - 関係ないはずなのに、AftertheRainと繋がってる細かさが、とても好きでした。この作品が私は好きです。素晴らしい完結をありがとうございました！ (2022年12月8日 21時) (
レス) id: 7464634473 (このIDを非表示/違反報告)
牡丹一華。(プロフ) - あっっ、そらるさんver.……。 (2021年1月20日 16時) (レス) id: 463bf9fb63 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ - 申請はしました！ひなのという者です (2020年8月6日 11時) (レス) id: 2e2545cf28 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ - 申請はしました！ひなのという者です (2020年8月6日 11時) (レス) id: 2e2545cf28 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ - 凄く面白かったです！あの、恋乱やってますか？やっていたら姫友＆くのいち仲間になって欲しいです！ (2020年8月6日 10時) (レス) id: 2e2545cf28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：non x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/ryou/
作成日時：2017年11月25日 21時
