番外編１ ページ27
カチカチと秒針が鳴り響く中、笑い声が私の部屋に響く。
A『あっ、ははっ！方正ヤバイヤバイ！！あはあはは』
真冬「A笑い過ぎ〜可愛い〜」
彼方「…うん。すき…。」
１２月３１日は大晦日。
なので沢山の番組が特番で流れる。
A『うんうん…やっぱりガキ使は最高だね。こなの時間は幸せだよ。』
真冬「えー？僕もっと良い事したいなぁ。」
彼方「そうだね。俺も。
…って事でこれ切るね。」
A『…え？』
＿ピッ
そこでテレビの電源が切れた。
浜田と松本がお仕置きされる所て切られとても嫌な気分だ。
A『…付けてよ。』
彼方「えー…
んー…分かった。じゃあ今から１２時まであと１０分位あるでしょ。それまでゲームして、それに勝ったら考えてあげる。」
A『はぁ？』
それまで見れないという事か。
…君、悪魔？
真冬「…ルールは？」
彼方「…うん？ルール？単純だよ。
ここにサイコロがあります。１２時までにこれ回して合計数が多い方が勝ち。俺と真冬は交互に振ってくから。」
…ふむふむ。
彼方「Aが負けたらご褒美。負けたんなら罰ゲームね。」
A『ば、罰ゲームですか…。』
と、兎に角…合計数が多くなれば良いんだよね？
ご褒美はガキ使だとして、罰ゲームは嫌な気しかしない。
真冬「はいはーい！ルール追加！」
彼方「…ん？」
おう？
こ、これも嫌な気しかしないぞ。
待って待って。その顔なんだ相川。
ニヤニヤすな。んふふって言うな。止めろ。
A『……な、何。』
真冬「…えぇとね、１回１回振っていく度、その中でも数が多い方が毎回Aの身体のどこかにキスしていくルール追加ね〜！」
彼方「あぁ、良いね。」
A『…えっ…？』
何それ何それ。
もう罰ゲームじゃん。
ご褒美も何もないじゃん。
A『え、いや、ちょっと待った！待っ＿＿』
彼方「まず俺から振るね。」
A『え、ぇぇ！？』
無理矢理にも程がある。
加減というものがあるのだ。
A『…もう嫌だ。どうして年が明ける前までこんな事しなきゃいけないの…』
すっ、と目の前に転がるサイコロ。
その出た目は、
彼方「…３か。」
真冬「微妙〜…」
あぁ、ホント微妙だ。
でもそれより下に行けば私は最悪な状態になるという事。
A『…はぁ、もう良い。
行くよ。』
ー
続きは明日。
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いるよ - 関係ないはずなのに、AftertheRainと繋がってる細かさが、とても好きでした。この作品が私は好きです。素晴らしい完結をありがとうございました！ (2022年12月8日 21時) (
レス) id: 7464634473 (このIDを非表示/違反報告)
牡丹一華。(プロフ) - あっっ、そらるさんver.……。 (2021年1月20日 16時) (レス) id: 463bf9fb63 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ - 申請はしました！ひなのという者です (2020年8月6日 11時) (レス) id: 2e2545cf28 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ - 申請はしました！ひなのという者です (2020年8月6日 11時) (レス) id: 2e2545cf28 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ - 凄く面白かったです！あの、恋乱やってますか？やっていたら姫友＆くのいち仲間になって欲しいです！ (2020年8月6日 10時) (レス) id: 2e2545cf28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：non x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/ryou/
作成日時：2017年11月25日 21時
