番外編 彼方ver ページ21
A『か、彼方さん？』
伺う様に彼方を眺めると、ニヤリと目を細めて笑う。
嫌な予感しかしない。
彼方「…よいしょ。」
A『！？』
彼方に脇の間に手を入れられ、そのまま持ち上げられる。
ベットまで移動しその端に座ると、彼方の膝の上に乗せられる。
対面になったという事だ。
真冬「あーずるーい。僕にも触らせてよね？」
彼方「はいはーーい分かってるよ。」
気だるげにそう呟くと、腰に手を回し、鼻と鼻をくっ付けてきた。
A『…はっ…なして…！』
腕の中で藻掻くがやはり毎度の事、無理な様。
彼方「…A、プレゼントになってよ。」
A『はぁ…？
何馬鹿な事言って…＿＿』
彼方「しーー、無駄な事は喋んな。甘ーい声だけ出してれば良いんだよ。」
鼻にキスを落とし、そのままかぷりと加える。
A『痛い！』
彼方「…これからもっと痛いんだよ？大丈夫？」
腰をもっと引き寄せると、お互いいろんな所が当たる。
それに興奮する彼方と、ずるそうに眺める真冬。
真冬「いーな、いーなーー。ちゅーしたいなー抱き締めたいなー触りたいなーセッ【ﾋﾟｰ】したいなぁぁぁ！」
彼方「…五月蝿い。真冬は後で。今は俺の。」
A『アンタのじゃない！こんの…クソ天パっ！！』
髪の毛を力強く引っ張ると、痛そうにする彼方。
これは使えるぞ。
A『１０秒以内に離せぇ！でないとチミの髪が大変な事になるぞ！』
軽く脅しだが、セクハラよりはマシだろう。
彼方「１０秒以内に離せ。でないとA、ズッコンバッコンしちゃうよ。」
真冬「ズッコンバッコンズッコンバッコン！！」
ででーーん。一ノ瀬ー、相川ーアウトーー。
お前らマジで笑ってはいけない出れるぞ。
…いや笑えないわ。
彼方「１０秒経った。」
A『……え。嘘。』
彼方「ほーら気持ち良くなろーねーー。」
気だるげに言うがとんでもない事を口にしているのは分かっているのだろうか。
彼方「…うーんどうしよう。正常位はヤ ったし…」
真冬「…あ、じゃあ下から突き上げれば？」
彼方「あー良いね。でもあれ疲れるんだよねー。
…ん、そうだ…対面にしよう。対面。」
…分かってないねこりゃ。
Ｒぎりぎり何だからさ。
もっと大切にしようよ。
彼方「じゃあ、行くよ？
メリークリスマース。」
…さて、ここから想像にお任せしよう。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 721人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いるよ - 関係ないはずなのに、AftertheRainと繋がってる細かさが、とても好きでした。この作品が私は好きです。素晴らしい完結をありがとうございました！ (2022年12月8日 21時) (
レス) id: 7464634473 (このIDを非表示/違反報告)
牡丹一華。(プロフ) - あっっ、そらるさんver.……。 (2021年1月20日 16時) (レス) id: 463bf9fb63 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ - 申請はしました！ひなのという者です (2020年8月6日 11時) (レス) id: 2e2545cf28 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ - 申請はしました！ひなのという者です (2020年8月6日 11時) (レス) id: 2e2545cf28 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ - 凄く面白かったです！あの、恋乱やってますか？やっていたら姫友＆くのいち仲間になって欲しいです！ (2020年8月6日 10時) (レス) id: 2e2545cf28 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：non x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/ryou/
作成日時：2017年11月25日 21時
