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A『ふおっ…』
パンケーキを口に入れた途端泡の様に消えていき、甘さが口いっぱいに広がった。
真冬「ね？美味しいでしょ？」
A『ん。』
満帆に入れると横から笑い声がして「可愛い〜」と言われながら頭を撫でられる。
それを喉に通し、真冬を睨み付ける。
A『…触んな。』
真冬「えー、触らずにはいられないよ。ほら見て。」
A『…ん？
…！？』
スマホを見せられ何かと思えば、そこにはAが無我夢中になってパンケーキを頬張る姿が。
A『い、いつ撮ったの。』
真冬「Aが我を忘れて食べてる時。」
A『やめて恥ずかしくなる。
…って、しかも私クリーム付いてるじゃん。』
ちょこんと口の端に付いているホイップクリーム。
真冬は結構前から気付いていたがあえて言わなかった。
なぜなら可愛いから。by真冬
A『あ、ここか。』
真冬「んー？まだ取れてないよ？ほらこっち向いて。」
A『んーー』
頬を片手で掴まれ、真冬自信の手で落としてくれた。
A『ありが…っ』
"有難う"とお礼を言おうと真冬の目を見るとある事に気付く。
真冬「ん？どうしたのA。何急にフリーズしてんの？」
A『え、や、あの…』
真冬は首を傾げきょとんとしている中、Aは今の状況に戸惑いを感じている。
A『(ち、ちちちち近いなおい。)』
真冬「…A？どうしたのってば。ちゅーしちゃうよ？」
A『ちゅっ！？』
え、え？
何で心拍数上がってるわけ？
何ちょっと顔熱いわけ？
真冬「あれ？A顔赤い…＿」
A『…っ〜…離れろ馬鹿！』
真冬「いっ…！！」
なんだかいつもと自分の様子が可笑しくて、それを誤魔化す為に平手打ちを交わした。
A『むむむ無闇にそういうヤヤヤリチン的な事ししなっ、しないでよ。』
真冬「…カミカミだけど大丈夫？？」
左頬を抑え、少し涙目になりながら赤くなってるAに問いかける。
彼方「いやぁ…大丈夫じゃないよね。」
真冬「うんだよね。Aがなんか可笑しいよ？」
彼方「顔赤いしね。」
真冬「A、ホントに僕達の事好きなんじゃ…？」
彼方「有り得るね。」
真冬「だよねー…ってあれ。」
彼方「ん？」
A『…。』
.
真冬「…いや、ん？じゃないんだけど。」
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いるよ - 関係ないはずなのに、AftertheRainと繋がってる細かさが、とても好きでした。この作品が私は好きです。素晴らしい完結をありがとうございました！ (2022年12月8日 21時) (
レス) id: 7464634473 (このIDを非表示/違反報告)
牡丹一華。(プロフ) - あっっ、そらるさんver.……。 (2021年1月20日 16時) (レス) id: 463bf9fb63 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ - 申請はしました！ひなのという者です (2020年8月6日 11時) (レス) id: 2e2545cf28 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ - 申請はしました！ひなのという者です (2020年8月6日 11時) (レス) id: 2e2545cf28 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ - 凄く面白かったです！あの、恋乱やってますか？やっていたら姫友＆くのいち仲間になって欲しいです！ (2020年8月6日 10時) (レス) id: 2e2545cf28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：non x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/ryou/
作成日時：2017年11月25日 21時
