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A『…何急に。』
眉を寄せ、怒ってるアピール前回。
だがそれは無効化らしい。
真冬「Aに会いたくて♡」
A『はぁ？』
突然の電話があり、「今すぐ家来て！！お願い！！」と必死に言われたので心配してきて見れば…。
A『……駅前のカフェに行こうだぁぁ？？』
真冬「いえすあいどぅー！パンケーキとか食べようよ！美味しそうだったから一緒にどう？」
A『…美味しそうなのは良いけどアンタとは行かないから。』
きっぱり断ると、「えー？」と駄々をこねる。
だがそれもほんのちょっとで、直ぐにニヤッと何か企んだ顔付きになった。
スマホを素早くポケットから取り出し、スイッチを押す。
真冬「ポチッとな。」
A『え』
"私、好きって感覚全く分からない。私は真冬と彼方の事が好きなの？違うよね？"
A『え！？』
スマホから流れて来たのはAの声。
そしてそれが９６ちゃんとの会話だと気付くのに時間はいらなかった。
"もしそうだったらどうしよう。どうすれば良いの？"
"…んー、わしが協力してやろか？"
"きょ、協力って…？"
A『あっ、あっ、ちょっ！やだやだやだ！！
行く！行きますから！だから止めて！』
真冬「あ、ホントー？嬉しいなぁー！」
天使の様に可愛い顔で微笑むと、満足気に前を歩いて行く。
山本ぉぉ…
…てめぇ録音したの送ったな。
A『…最悪』
それだけ残すと、前にいる真冬の隣を歩いた。
.
.
＿ピロンッ
彼方「ん？」
スマホゲームをしていると、バーが降りてきて、真冬からのLINEが来た事が分かった。
どうやら送られて来たのは１つの写真と一件のメッセージの様。
気になって中を確認して見ると、
彼方「はぁ…？何これ。」
記されていたのは彼方がイラつくもの。
Aと真冬がSNOWで撮ったツーショット。
二人ともピンク色のネズミで盛っている。
そしてコメントは、
真冬彼女とデートなーーう!!(^-^v
と。
何気にこれが１番彼方をイラつかせた。
彼方「どこだここ。
…見つけて割り込んでやる。」
黒のモッズコートを羽織ると思い出したかの様に、
彼方「あ、あとこれもだ…。」
と言ってマフラーを手に握り締めて出ていった。
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いるよ - 関係ないはずなのに、AftertheRainと繋がってる細かさが、とても好きでした。この作品が私は好きです。素晴らしい完結をありがとうございました！ (2022年12月8日 21時) (
レス) id: 7464634473 (このIDを非表示/違反報告)
牡丹一華。(プロフ) - あっっ、そらるさんver.……。 (2021年1月20日 16時) (レス) id: 463bf9fb63 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ - 申請はしました！ひなのという者です (2020年8月6日 11時) (レス) id: 2e2545cf28 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ - 申請はしました！ひなのという者です (2020年8月6日 11時) (レス) id: 2e2545cf28 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ - 凄く面白かったです！あの、恋乱やってますか？やっていたら姫友＆くのいち仲間になって欲しいです！ (2020年8月6日 10時) (レス) id: 2e2545cf28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：non x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/ryou/
作成日時：2017年11月25日 21時
