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楽しいお茶会【作:悪ノ アリス】 ページ4

今日、アマの家にてシャルドとアマはお茶会を開くことにした。アマがいいお茶を手に入れたらしい。
シャルドが家についたところで
「あ、シャルド来たっすね!」
とアマが笑顔で出迎える。
「うん。いいお菓子も持ってきたからさ、一緒に食べよう。」
そう言ってシャルドは持ってきた袋から美味しそうなクッキーを取り出す。
「わぁっ…!美味しそうっすね!じゃあ私はお茶入れてくるっす!」
「ありがと。」
そしてアマはお茶を入れに行った。

「シャルド〜、入れてきたっす…っ!?」
前にあったちょっとした段差にアマは躓いてしまった。
「だ、大丈夫…?」
シャルドがすかさず駆け寄る。アマの持ってきたお茶がこぼれてしまっていた。
「あはは…平気っすよ!いつものことっすから…」
アマは少し落ち込んでるように見えた。
「それより、アマ服が濡れちゃってるね…ちょっと待って。」
「?」
シャルドは何やら呪文を唱え始めた。そして唱え終わったあとに手をかざす。
するとアマの濡れた服やこぼしたお茶はすべて元通りになっていった。
「え、すごいっす!シャルドはそんなこともできるっすね!」
アマが驚き周りを見渡すがお茶のこぼれた跡など全くない。
「まあ…基礎魔術だからね。状態を過去に戻す術は得意じゃないけどこれくらいはできるかな。」
「とにかく、準備はできたっすから始めるっす!」
シャルドは微笑み
「そうだね、始めようか。」
そしてお茶会は始まった。

「アマ、口にクリームついてるよ。」
シャルドが言う。
「え、どこについてるっすか?」
アマは少し動揺する。シャルドはふふっ、と微笑み
「ここだよ。」
と手でクリームを取ると、ペロッと舐めた。
「…!なんか恥ずかしいっすね…」
シャルドは笑いながら
「正直僕も結構恥ずかしかったよ…」
と言った。お互いの顔が真っ赤になる。
「あ、シャルド、この美味しいクッキーどうやって手に入れたんっすか?」
アマが話をそらすようにそう問う。シャルドは
「あぁそれは僕が作ったんだ。」
と答えた。
「シャルドがっすか…!?作り方教えてほしいっす!」
「いいよ、材料は…」
そして2人で仲良くクッキー作りを始めたのであった。

白のチョコレート【作:悪ノ アリス】→←恋から愛へ【作:紅葉饅頭☆せつね】



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もみじまんじゅう☆せつね(プロフ) - 誰かの為のメロンパンさん» コメントありがとうございます!悪ノ アリスさんの文が尊くて私もめちゃくちゃドキドキしてます。 (2023年3月25日 12時) (レス) id: 4a481b011a (このIDを非表示/違反報告)
悪ノ アリス(プロフ) - 誰かの為のメロンパンさん» コメントありがとうございます。尊いですよね〜。 (2023年3月25日 12時) (レス) id: d52c4cdcef (このIDを非表示/違反報告)
誰かの為のメロンパン - 尊い…。良い…。 (2023年3月25日 11時) (レス) id: 446104c42c (このIDを非表示/違反報告)
悪ノ アリス(プロフ) - アップルパイのきれはしさん» コメントありがとうございます。尊いですね。(成仏) (2023年3月12日 17時) (レス) id: d52c4cdcef (このIDを非表示/違反報告)
アップルパイのきれはし(プロフ) - あ。尊い。(成仏) (2023年3月12日 17時) (レス) @page4 id: 39861cffee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もみじまんじゅう☆せつね x他1人 | 作成日時:2023年3月6日 22時

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