落ちる ページ2
扉を出た後、しばらく走っていた。
でも、周りをいくら見渡しても何もなかった。
「はぁ・・・はぁ・・・・。」
「ねぇ・・・Isabela・・・ちょっと・・・・止まって・・・はぁ、はぁ。」
I「ごめん・・・こんなに走るのは久しぶりで・・・興奮しちゃった。」
「ところで、ここは・・・どこだろう・・・？」
私達は立ち止まって、色の判別のできない世界を見渡した。
I「全くわかんない・・・。」
「ねぇ・・・ちょっと休憩しよう？もう誰も追ってきていないみたいだし。」
I「うん！」
私は跪座で座り、Isabelaは抱え膝で座る。
(そう言えば・・・喉乾いたなぁ・・・お腹の調子も悪いし。)
「そうだっ！」
瓶を取り出し、チョコレートと飴を取り出す。
「チョコレートあげる！」
I「えっ！ありがとう！」
飴を口の中に入れる。メロン味だった。
I「おいし〜！」
「うーん、そうだねぇ・・・。ねぇ、あの赤い光はどうしたの？」
I「んーと、あのまま握っていたら、そのまま私の体に染み込んじゃった！」
「大丈夫なの・・・？それ？」
I「へぇ？Meadeを疑うの？」
「え！いや、そういうことじゃなくて・・・・あの赤いのってMeadeさんだったの？
察してはいたけど・・・・。」
I「まぁ、魂とか思念みたいなものかな？」
「へぇ・・・、不思議・・・。」
I「さぁ、もう休憩したから行こうって言いたいところなんだけど・・・
どこに行けばいいのかわかんないんだよね。」
「とりあえず・・・歩く？」
I「よし！ゴーゴー！」
Isabelaと手を繋いでしばらく歩いていた。もう30分ぐらいは経っていたのかもしれない。
その瞬間、Isabelaが消えた。
(どういうこと！？手の感覚はあるのに！それになんだか頭が重い。なんで・・・？)
「ーーーーーーーー・・・・・・・！？」
(声が出ない！？それに私の体がない！それに・・・もう手の感覚が・・・なくなってる・・・。)
(一体何が起こっているの・・・？Isabela・・・・一体どこに・・・・。)
その瞬間、割れる破裂音の後に何かが落ちる音がして、そこで私の意識が途切れた。
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いちご飴☆(プロフ) - 朱まぐさん、コメントありがとうございます！この画像はGacha clubっていうアプリで制作しました。Isabelaのドレス姿もできれば投稿したいと思っています。これからも頑張っていきますのでどうぞよろしくおねがいします！ (2022年2月11日 15時) (
レス) id: 087024e87f (このIDを非表示/違反報告)
朱まぐ(プロフ) - こんにちは、コメント失礼します。舞台がお屋敷から森に変わってワクワクして来ました！個人的にIsabelaちゃんのキャラ好きです✨イラストもとても可愛いなと思いました。更新無理せず作者様のペースで頑張ってください！ (2022年2月11日 14時) (レス) @page5 id: b407facc00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちご飴☆ | 作成日時：2022年2月4日 12時
